ポケモンSVのDLC前編にて解禁された赫月ガチグマ。以前紹介だけならしましたが、今回は、その型の中でも個人的に注目しているものがあるので、今回はその型のガチグマについて解説してきたいと思います。
簡単に、ガチグマの性能を見たい方はこちらもどうぞ。
あくび型赫月ガチグマの立ち位置
個人的には、とつげきチョッキ型のテツノカイナで対面していて困ったポケモンです。基本的には、毒テラスタルさえされなければ、お互い弱点は突かれてしまいますが、ドレインパンチの回復量もあり、経験上テツノカイナの方が有利です。
あくび型赫月ガチグマの強みは、あくびを打った後に突破されたとしても相手にねむり状態にするという足枷を背負わせるところです。
同じあくびを覚える地面タイプ枠として、カバルドンがいますが、どちらかと言うと役割が全然違う上に、殴りにいくポケモンでは基本的にはないですね。
それに比べて赫月ガチグマは鈍足特殊アタッカーという側面を持っているため、対面でも非常に強い動きができ、つきのひかりを採用したり、テラスタルを絡めることであくびと組み合わせて要塞になることもできます。
あくびを採用したガチグマが一つの型として確立
物理耐久に恵まれており、何よりも環境トップクラスに位置するカイリューに強いのがこのガチグマの強みの1つです。
ブラットムーンを絡めれば、はねやすめだけじゃ間に合わないほどの火力もあり、足りない分の火力は、先制技のしんくうはで補える時もあります。
さらにたべのこしやオボンのみ、もしくは混乱きのみを持たせれば、居座り性能が上がります。
相手視点、あくびで眠らせたくない場合は、ブラッドムーンを裏のポケモンで受けるか、眠らせて強引にガチグマを突破するかという選択を迫られます。
この時点でこの型のガチグマは非常に強力です。対策法と言えば、ラムのみを持たせたり裏にガチグマに強い特殊受けのポケモンを用意するかですね。
ハイパーボイスもあるので、不用意にみがわりも打てないのが難しいところです。
裏のポケモンにブラッドムーンで圧をかけたり起点にも
あくびとブラッドムーンは非常に相性が良く、連発できないデメリットを打ち消してくれます。あくびは連発して相手の対面を操作する役割もあります。
あくびを連続で打ってサイクルを回すもよし、あくびの後に交代際のポケモン相手にブラッドムーンを撃って体力を削るもよし。
こちらの裏に積む事の出来るポケモンもいれば、ガチグマが倒された後に、あくびで眠らせたポケモンを起点にしてりゅうまいやつるぎのまいといった積み技をしたりと色々柔軟に戦況を覆すことのできる計算された技のコンボです。
使い慣らせば非常に強力な型のガチグマ
パーティにもよりますが、普通に殴っていくフルアタのガチグマよりもあくびを絡めた赫月の方が厄介かもしれません。
今では割とメジャーな型でもありますが、対策しておかないといけないガチグマの型の1つでもあります。
つきのひかりとたべのこしで、居座りながら盤面を支配することも可能なので、非常に強力な型といえますね。
あくび型赫月ガチグマのまとめ
今回は、あくび型ガチグマについて色々書いてきましたが、今一度シンプルにまとめてみます。
- 持ち前の物理耐久とアタッカー性能、そしてあくびによる対面操作が可能
- たべのこしやオボンのみといったアイテムを持たせることによって、居座り性能アップ
- あくびとブラッドムーンは非常に相性が良く相手にキツい選択肢を迫らせることができる
刺さると強いのですが、この型は流行してから、かなり時間が経っているのもあり、意外と刺さらない可能性もあるのでパーティにガチグマを採用する際は、色々なポケモンと組ませて試してみましょう。