ポケモンゲーム関連

ポケモンの状態異常一覧についてまとめました!それぞれ解説します!

ポケモン対戦において、重要な要素の一つが状態異常です。時としてこの状態異常によって、アタッカーが半分機能停止したり、定数ダメージでやられてしまったり。

今回はそんな状態異常について細かい仕様等まで触れていきたいと思います。これを読めば、状態異常になった時の対処法や、事前に防ぐためには、どうしたらいいかがわかるようになります。

状態異常一覧

ポケモンには、大きく分けて、6つ(細かく分けると7つ)の状態異常があります。やけど、まひ、どく(どくどく)、ねむり、こおり、こんらんですね。それぞれ解説していきます!

やけど

ポケモンがやけど状態になると、物理攻撃によって与えるダメージが2分の1になります。さらに、毎ターン終了時に、最大HPの16分の1のダメージを受けます。

この物理攻撃によって与えるダメージが2分の1になるというのは、たとえ相手のこうげきの数値を参照して攻撃するイカサマという技や、自身のぼうぎょの数値を参照して攻撃できる、ボディプレスにも影響します。

特に、このやけどという状態異常は、物理アタッカーにとっては、天敵と言っても過言ではないほどなってしまったら、致命的な状態異常になります。

この状態異常にする代表的な技として、おにびという変化技があります。当てれば必ず相手をやけど状態にするという命中こそ85で安定はしませんが、非常に強力な技となってます。

ほのおタイプには、このおにびという技が無効化されるので覚えておきましょう。そもそもほのおタイプのポケモンは、基本的にやけどにならない性質があります。

まひ

ポケモンがまひ状態になると、すばやさが2分の1(切り捨て)になります。さらに、25%の確率で各ターンしびれて動けないという表記が出て行動できない可能性があります。これが非常に厄介で、運要素が絡んでくるポケモンの醍醐味となってきます。

まひになることで、すばやさが半減するので、高速アタッカーがまひ状態になると致命的な痛手になります。

特に、剣盾終盤環境やSVのレギュレーションDの終盤の環境では、高速アタッカーをいかにまひ状態にさせるかが勝利への重要な鍵でした。

相手より先に行動できるというのが非常に重要なポケモン対戦において、かなり重要な状態異常となります。

ちなみに、電気タイプのポケモンはまひ状態にはなりません。のしかかり等の追加効果であるまひ状態にもならないので覚えておきましょう。

どく

ポケモンがどく状態になると、毎ターン終了時に自身の最大HPの8分の1(小数点以下切り捨て)の定数ダメージを受けます。

どくタイプとはがねタイプのポケモンは状態になりません。

基本的には、この状態異常になるタイミングは、ヘドロばくだんや、ヘドロウェーブなどの追加効果を引いた時、もしくは、場の状態が「どくびし」状態の時にポケモンが場に出た時くらいです。

どくどく

どく状態と表記上は、非常に似ているのですが、よく見るとどくの表記がどく状態の時よりもやや濃いです。

どく状態との違いは、長時間場に出ていれば出ているほどターン終了時の定数ダメージの量が増えていく点です。具体的に表記すると、16分のnダメージ(nは場に出ているターン数)ずつ受けていきます。

余談ですが、この表記と同じ技で、どくどくという技がありますが、このわざは、本来命中90なのですが、毒タイプを持っているポケモンが使うと、必中になります(そらをとぶ状態でも、あなをほるの地中にいても、ゴーストダイブで場から消えていても当たります)。

どく状態と同じく、はがねタイプとどくタイプのポケモンには、どく状態になりません。

ねむり

ポケモン対戦においてこちらも非常に強力な状態異常の一つ。ねむり状態になると、1ターン目は絶対に行動しても起きないという性質を持っています。

2〜4ターン目に行動すると起きること自体はできますが、最も早く2ターン目に起きるかどうかは完全に運任せになるので、極力ポケモンをねむり状態にさせないよう気をつけましょう。

この状態異常にゆかりのある技に、あくび、さいみんじゅつ、キノコのほうしがあります。あくびは打った次のターンに相手が場から離れない限りねむらせるという技です。

注意したいのが、キノコのほうしは命中100という点です。覚えるポケモンこそキノガッサとモロバレル、アラブルタケと限られていますが、草タイプ以外のポケモンを確実に眠らせる効果があります。

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さいみんじゅつは、無効化されるタイプがない反面、命中60と非常に控えめですが、素早いポケモンが使える点も考えるとキノコのほうしとは差別化ができています。

こおり

こおり状態になると、ポケモンが行動する際に毎回25%の確率で自然に回復します。

逆に言えば、こおってしまうと毎ターン75%の確率で何もできないということです。今のところ、相手を確実にこおり状態にする技は存在しません。

フリーズドライやれいとうビーム、ふぶき、れいとうパンチなどの追加効果で、こおり状態を10%で引き当てるという事故程度の状態異常と割り切るしかありません。

ねっとうやフレアドライブという技を打つと自身でこおり状態を解除することができます。隠れ効果として、天候が「にほんばれ」状態の時にこおり状態になることはありません。

ほのお技を受けても回復できますが、あまり起こらないケースだと思います。

こんらん

こんらん状態になると、1〜4ターンの間、3分の1の確率で技を使えずに、自分にこうげきすることがあります。

自分に攻撃する際の計算は、威力40で自身のこうげきとぼうぎょの数値を参照します。

ポケモン対戦勢の間でよく目にするA0厳選をする理由の一つがこんらん自傷のダメージを少しでも減らすという意図があります。

他の状態異常と違い、表記が存在せず、場から離れると自然回復します。

状態異常の対策方法

これらの状態異常の対策方法は、いくつかあります。

一つは、先に変化技、みがわりを打って状態異常を回避する。二つ目は、ラムのみを持たせてあらかじめ対策しておくことです。三つ目は、ミロカロスやガチグマ、グライオンやキノガッサといった、状態異常になることが恩恵になるポケモンでうまいことやりくりする方法です。

かといっても、意図的に対策しておかないと難しい場合もあるので、そこは要注意です。

特性:すりぬけのドラパルトだった場合、みがわりを無視して状態異常にされる可能性もあるので気をつけましょう。

さいごに

特性:きよめのしおのキョジオーンや特性:おうごんのからだのサーフゴーといったポケモンは、状態異常を受け付けなかったり、変化技を受け付けなかったりするので、構築の1匹として採用するのもありです。

なお、キョジオーンは隠密マントを持たせれば簡単に対策されるので気をつけましょう。

なんにせよ、状態異常にさせてきそうなポケモンが来たら状況に応じてポケモンをチェンジするのもありです。

なんにせよ一番簡単な状態異常対策は、ラムのみを持たせることですね。不意のこおり状態やかえんほうしゃなどの追加効果などのやけどもケアできるのが強みです。

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