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ブリジュラスはなぜ強い?初期の評価から一変した環境ポケモンに迫る

ブリジュラスは登場当初こそ、新ポケ出たしちょっと使ってみようかな程度の認識のポケモンでした。それが、レギュレーションFの1シーズン目を終えて、今までの評価が覆されているポケモンの一匹となってしまいました。

今回は、そんなブリジュラスが、なぜ環境で暴れるくらい評価されるまでに至ったのかを解説していきたいと思います。

ブリジュラスの基本データ

いろいろな要素が重なってブリジュラスが今となっては、環境ポケモンになりました。S15の中盤時点では、なんと使用率堂々の7位です。強さの秘密に迫っていきましょう。

ブリジュラスのタイプ

ブリジュラスのタイプは、鋼・ドラゴンタイプで、ヒスイヌメルゴンと同じです。攻撃はそこそこ強く、耐久面で見ても弱点2つの耐性10個という非常に恵まれたタイプとなっております。

優秀ではあるのですが、格闘も地面もメジャーな攻撃タイプなので、決して弱点を突かれにくいというわけではないので、それを踏まえたうえで、ブリジュラスを使う際は、地面技もちのポケモンや格闘技持ちのポケモンがいるかをあらかじめチェックしておきましょう。

ブリジュラスの特性

ブリジュラスは、進化前のジュラルドンの時から3つの特性がありましたが、進化したことで、通常特性が変化しており、かつてはバンバドロの特性でもあった強力な特性:じきゅうりょくと、こちらも非常に強い特性:がんじょうの2つがあります。

もう1つの特性は、おそらくダブル専用ですが、特性:すじがねいりというものも持っています。

今回は、メインの2つの方の特性を取り上げて解説します。

特性:じきゅうりょく

攻撃を受ける度に、ぼうぎょランクが1段階上昇します。物理特殊問わずに発動する特性となっており、ブリジュラス自体も覚える技、ボディプレスとも相性がいいです。

ちなみに、タネマシンガンやロックブラストといった連続技の1回1回にぼうぎょランク上昇の判定があり、仮にいかさまダイスなどを持っていた場合、4段階以上のぼうぎょランク上昇をさせてしまう可能性すらあります。

特性:がんじょう

レギュレーションFの最初のS14の終盤に急上昇した特性です。効果は、きあいのタスキ+一撃技無効という、こちらも非常に優れた特性です。

特性、がんじょうを採用することにより、あえて耐久に振らずに、アタッカーもできる点が非常に強力です。

ロトポータルなどの構築記事を見に行くと、頑丈ブリジュラスの強さのポテンシャルがわかると思います。

ブリジュラスの種族値

では、次にブリジュラスの種族値をチェックしていきましょう。

HP 90
こうげき 105
ぼうぎょ 130
とくこう 125
とくぼう 65
すばやさ 85

合計種族値:600

前作のジュラルドンが進化したポケモンであり、素早さ以外の数値がジュラルドンの時よりもちょっとずつ上がっています。ぱっと見だと、とくぼうの低さが目立ちますが、タイプが優秀なので、実際はあまり気にならない印象です。

最初の評価はまさにそんな感じで、突出した数値もぼうぎょ、とくこうがちょっと高いレベルで、使わなそうなこうげきが地味に高く、無駄多き種族値と評価されておりました。

ですが、1ヶ月の時を経て、この種族値が逆に評価ポイントとなる時が来ました。

弱点さえ突かれなければ、低い方のとくぼうもそんなに痛手ではなくむしろ、とくぼうに努力値を振ってさえしまえれば、ミラーコートなども習得できるためちょうどいい数値と言えるかもしれません。

攻撃が地味に低くない点も、ステルスロック&タイプ一致のドラゴンテールで盤面を荒らしたり、物理型か特殊型かの判定が難しくなっているという点も優秀です。

ブリジュラスの専用技・エレクトロビーム

新しい進化ポケモンだけあり、専用技のエレクトロビームを習得しました。この技の性能としては、なんと威力130で命中も100の電気タイプの特殊技です。

なお、通常時に撃つと溜め技になってしまうので、パワフルハーブを持たせて運用するか、天候が雨の場合、溜めのターンを省略して1ターンで撃つことが可能となります。

ちなみに、撃つたびにとくこうランクが1段階上昇します。使う場面は限定されますが、非常に強力なポテンシャルを秘めた専用技となっております。

ブリジュラスの強いポイント:型の判別が困難

ある時は、じきゅうりょくで要塞と化しながら相手のパーティを半壊させる型。ある時は、がんじょうで素直に特殊アタッカーを務めていたりと、非常に型の判別をつけにくいというのが、ブリジュラスの強いポイントの1つです。

ブリジュラスの特性の割合を見ると、なんときれいに2つの特性が半々と、綺麗に分かれています。

これが多分強いといわれている一番の要因なんじゃないかと思います。

さらに、対面性能の純粋な撃ち合いの強さもあります。

起点作成のプロ・ブリジュラス

重そうな見た目に反して、非常に器用な立ち回りができるポケモンでもあります。ブリジュラスあるあるなのですが、でんじはとステルスロックを両方覚えます。

対面したらよっぽどのことがない限りは、麻痺にされる覚悟をしておいたほうがいいかもしれません。

もちろん、それを読んでいたら普通にアタッカーだったという展開もあるので、そこは難しいポイントでもありますが。

まとめ

今回は、ブリジュラスが強い理由の一部を紹介しました。下手すると、このポケモン、カイリュー並みに型が今後開拓される可能性が高いため、さらに使用率が上がる可能性ももしかしたらあるかもしれません。

最後に、要点をまとめておきますね。

ブリジュラスのまとめ
  • ブリジュラスは、鋼・ドラゴンタイプで攻防ともにそこそこ優秀
  • 使われている特性の割合は半々で型の判別が難しい
  • 最初のころは無駄の多い種族値配分かのように思われていたが時間とともに無駄がないと評価されるようになった
  • 電磁波ステルスロックが使える起点作成ポケモンとしても強い

対策必須のポケモンが増えて、大変かもしれませんが、事前に対策を考えておきましょう。

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