クレセリアの技でおすすめって何？優秀な技と一緒に解説していきます！

今回は、クレセリアの覚える技について書いていきたいと思います。

中には突破が非常に困難で困っている人もいると思います。今回は、そんなクレセリアの性能と強みを解説していきたいと思います。

クレセリアの性能を理解することで見える突破口もあると思います。それでは、いつものごとく、基本データの解説からしていきますね。

クレセリアの基本データ

クレセリアは、耐久値が高すぎる影響でナーフ（弱体化）されてしまいました。その辺りも含めて、タイプ・特性・種族値のデータを見ながら解説していきます。

クレセリアのタイプ

クレセリアはエスパー単タイプなので、干渉するタイプが非常に少ないです。弱点は３つ、耐性も３つです。

なお、今作はテラスタルシステムがあるので、電気テラスタルを切ると唯一の弱点である地面タイプがふゆうで効かないので、実質弱点なしという状態にできます。対策していないとめいそうをガン積みされて要塞と化すので、一撃必殺技やこんじょうガチグマなどの超火力ポケモンで突破しましょう。

クレセリアの特性

クレセリアの特性はふゆうのみで、地面から常に浮いてることをイメージすれば大体の効果はイメージしやすいはず。実際の効果は、フィールドの影響を受けず、地面タイプの技を受けません。

さらに、浮いているので「まきびし」「どくびし」の影響を受けません。（なお、ステルスロックはくらう不思議）

クレセリアの種族値

HP	120
こうげき	70
ぼうぎょ	110（SVでは120から10ダウン）
とくこう	75
とくぼう	120（SVでは130から10ダウン）
すばやさ	85

合計種族値：580（SVでは600から20ダウン）

今作のテラスタルの仕様から公式が調整を施したのか、弱体化を受けました。今までとあまりその差を感じさせないあたり、元々の種族値が高いです。

準伝説なので、ある程度のスペックの高さはありますが、瞬間火力がないのが唯一のデメリットです。

しかし、それを補うだけの耐久の数値があります。とくこう75とアタッカーにはしにくい種族値ですが、めいそうを覚えるので積むチャンスを与えてしまうと非常に強いです。

HP-ぼうぎょ-とくぼうの数値を見てみると120−110−120と破格の数値をしています。その上、耐久の数値の割には、すばやさ種族値85とそこそこ高く、中速程度の特殊アタッカーでは上から瞑想を積まれたりして突破は困難です。

クレセリアの覚える技リスト一覧

クレセリアは、非常に耐久値がある上に動き方次第で、相手を詰ませる性能があります。ここでは、クレセリアの強力な変化技やメインウエポン、サブウエポンなどを紹介していきます。

サイコキネシス

エスパータイプのメインウエポンといっても差し支えない威力90命中100の特殊技。めいそうを積んでないクレセリアの中で一番手っ取り早く火力を出せる技です。

追加効果で10%の確率で相手の特防のランクを１段階下げます。

アシストパワー

威力20命中100の一見パッとしないエスパータイプの特殊技です。この技はかなり変わった仕様となっており、自身の能力上昇ステータス１段階アップ毎に威力が20ずつ上がっていくという性質を持ちます。（マイナスの補正を持ったステータスは干渉せず）

例えば、もちもののじゃくてんほけんを持たせて、弱点の技を喰らった後に、このアシストパワーを撃つと、じゃくてんほけんの道具の効果で、こうげきランク２段階上昇分と特攻ランク２段階上昇で20×4＋元の威力20分で威力100のエスパー技に。

このように、積めば積むほど火力が上がっていき、状況次第で、サイコキネシスの威力を超えます。

サイコショック

威力80命中100のエスパータイプの特殊技です。この技の特殊な仕様で、あいてのとくぼうを参照するのではなく、防御の数値を参照してダメージを与えます。（防御で計算しますが、壁で言うと、リフレクターではなく、ひかりのかべの影響を受けます）

ハバタクカミや、テツノドクガといった特防が高くぼうぎょが低いポケモンに有効な技です。

ハバタクカミ対面時のめいそうの積み合いの際、この技を採用していれば有利になります。

ムーンフォース

フェアリータイプではないですが、月のようなシルエットを模している影響か覚えることができる技です。

命中100威力95、さらに30%の確率で相手の特攻ランクを１段階下げる追加効果を持っている破格のフェアリータイプの特殊技です。

エスパー技が通らない悪タイプに対して弱点をつける、火力が高く安定したサブウエポンとして採用の価値ありです。

10まんボルト

威力90命中100のでんきタイプの特殊技です。10%の確率で相手ポケモンに状態異常「まひ」を付与する追加効果があります。

電気テラスタルと相性のいい技です。ヒードランやアーマーガアといったエスパー・フェアリー技が半減になる鋼タイプのポケモンに有効です。

れいとうビーム

威力90命中100で、こおりタイプの特殊技です。10%の確率で相手のポケモンに状態異常「こおり」状態を付与する追加効果をもっています。

ランドロスやガブリアス、カイリューといった氷４倍弱点を持ったポケモンに有効な技です。

シャドーボール

命中100威力80のゴーストタイプの特殊技です。20%の確率で相手の特防のランクを１段階下降する追加効果があります。

サブウエポンの中ではあまり火力が高いわけではないので、相手を見て採用するかどうかを考えましょう。

エナジーボール

命中100威力90の草タイプの特殊技です。10%の確率で相手の特防を１段階下降させる追加効果あり。

草タイプは弱点をつけるリーチが広くないので、この技も採用する優先順位は低いかもしれません。

トリックルーム

すばやさの低いポケモンが先手を取れる場「トリックルーム」を５ターン展開する技。例えば、鈍足アタッカーが裏に控えている場合に使える技。

専用技の「みかづきのまい」と合わせて使うと、クレセリア自身ひんし状態になりますが、ダメージや状態異常を受けたりPPを使い過ぎたポケモンの状態を全て復活させて降臨させて使えるのでおすすめ。

めいそう

自身の特攻と特防のランクを１段階ずつ上昇させる変化技。一度積ませられたら止めるのが困難な、クレセリアのメインの積み技。

アシストパワーの火力が40ずつ上がり、自身の特攻も１段階上昇分でそれ以上の火力アップを見込めます。

でんじは

命中90で、相手を状態異常「まひ」にする技。相手が電気タイプの場合、この技は失敗に終わります。サイクル戦を仕掛ける上で非常に重要となってくる技。相手の高速アタッカーの機能を半分停止させることが可能です。

トリック

クレセリアは耐久面に努力値を割くポケモンで有名なのですが、意表を突いた、こだわりスカーフ型でスカーフを相手に押し付けるといった芸当が可能です。

その上、すばやさ種族値85と割と相性のいいスカーフの使い手なのかもしれません。

が、火力面で乏しいところもあるので、使い所が難しい技でもあります。

つきのひかり

自身の最大HPの2分の1（小数点以下切り捨て）分のHPを回復する変化技。天候によって回復量が変化します。（ひでり状態の時は3分の2回復、ゆき・すなあらし・あめの状態の場合は4分の1回復に変化）

耐久値の高いクレセリアと非常に相性のいい技で、大体のクレセリアが覚えている技となります。

みがわり

最大HP4分の1を削り、そのHP分の自身の能力ランクを引き継いだ分身を作り出して入れ替わる技。めいそうを積んだ際の相手へのダメ押しとして設置するのも非常に強力。相手によっては、非常に厄介な存在に変化するため採用する技の候補としてどうぞ。

みかづきのまい

自身をひんし状態にする代わりに、後続のポケモンのHP、状態異常、減ったPPを全回復させて場に出すことができる変化技。（ひんし状態以外のポケモンにのみ有効）

使い所が難しい技。ある程度消耗したポケモンがいないと意味を成さない技なので初心者向けの技ではないので、こんな技があるんだなあ程度の認識でいいかもしれません。

クレセリアのおすすめの技構成

これだけ技がたくさんあるとどの技が結局一番強いか悩みますよね。採用優先度の高い順に、クレセリアの技を並べてみたいと思います。

以下のリストから優先度の高いリストの順に技を覚えさせると技選びを失敗しづらいと思います。

採用優先度Sの技リスト

• つきのひかり
• めいそう
• でんじは

採用優先度Aの技リスト

• サイコキネシス
• サイコショック
• アシストパワー

採用優先度Bの技リスト

• ムーンフォース
• 10まんボルト
• れいとうビーム

採用優先度Cの技リスト

• エナジーボール
• シャドーボール
• トリックルーム
• トリック

採用優先度？？？の技

• みがわり
• みかづきのまい（使う型によって変わっていくため）

クレセリアおすすめの技まとめ

長くなってきたので、最後に、クレセリアの使える技や性能についておさらいして終わりたいと思います。

クレセリアは安定して硬いため、相手次第で突破が困難なポケモンになることができます。また特性：ふゆうがあるため、アシストパワーをもっていないクレセリアでもヘイラッシャの地割れ無効と非常に恵まれています。

即席で出せる一撃の重みはあまりありませんが、場持ち性能が高く、一度使ってみてその性能を体感することをおすすめします。