ご覧いただきありがとうございます。SVのシーズン8においては、自己ベスト順位も取ってなければそこまですごい順位ってわけでもなく、記事を書くべきかどうか躊躇していました。
ですが、今回の構築を振り返ることで見えてくる世界があるかもしれない!そう思い、記事を書くことを決意しました。上手い人が見たら、きっとここをこうした方が絶対いいよねっていう粗もきっとあるでしょう。
そういったご意見があれば、X(旧名:ツイッター)のリプライなどでご指摘いただけたら幸いです。
パーティ紹介
今回のコンセプトは、そこまで決められておらず、そこが結果を上手く残せなかった原因になったのかもしれないと思っています。
強いて言うのであれば、ある程度カイリューを対策した構築であることですね。
ウーラオス(いちげきのかた)@こだわりハチマキ
性格:ようき(S↑C↓) 努力値配分:AS252B4 テラスタイプ:あく
技構成:あんこくきょうだ、ふいうち、インファイト、アイアンヘッド
環境終盤に採用した受け崩しの申し子。あとは、この子を通せば勝ちみたいな盤面が非常に多かったです。
悪テラス+ハチマキを持たせることで、等倍であれどヘイラッシャの受けを許さない破壊力を持ったポケモンでした。
受けループに対してイージーWINをもたらしてくれました。
マリルリ@とつげきチョッキ
性格:いじっぱり(A↑C↓) 努力値配分:HA252S4 テラスタイプ:みず
技構成:アクアジェット、アクアブレイク、じゃれつく、ばかぢから
環境に多い両ウーラオスや4災に対応できました。(かみなりパンチやどくづきを持ったラオスを除く)
個人的に意外だと思っていたのが、ノーマルテラスのカイリューに対して、アクアブレイク→ばかぢからで処理したりできました。(この行動をした直後に切断されることもしばしば)
ただ、ヒードラン以外の場面であまりチョッキが生きる場面少なかったなと感じました。
キノガッサ@きあいのタスキ
性格:ようき(S↑C↓) 努力値配分:AS252D4 テラスタイプ:ゴースト
技構成:マッハパンチ、キノコのほうし、タネマシンガン、じならし
S8の個人的にMVPポケモン。タスキと胞子の組み合わせでの対面性能も去ることながら、なによりも、こちらのHPが満タンを切った状態からのノーマルテラス神速を切ってきて、なおかつこちらのテラスタル権が残っていた場合、強かったのが面白いポイントでした。
神速を透かした後なので、2ターンの行動保証があり(最速カイリューはほぼ存在しないため)、タネマシンガンからのマッハパンチでほぼカイリューの機能を停止させることができたのが面白ポイントでした。
ハバタクカミ@ブーストエナジー
性格:ずぶとい(B↑A↓) 努力値配分:H244B252S12 テラスタイプ:フェアリー
技構成:ムーンフォース、シャドーボール、あまえる、みがわり
HBカミです。Sにちょっと努力値を振ることでうまいことすばやさの方にクォークチャージが発動してくれます。
昨今のカミは、悠々とパオジアンのつららを耐えてくるので、大体似たような調整が多いのかなって思って採用してました。
今回は、サフゴへの打点としてシャドボを採用しましたが、ウーラオスも控えにいる盤面が多く、使い勝手はイマイチでした。もしかしたら、もっといい技構成もあるかもしれません。
パオジアン@こだわりスカーフ
性格:ようき(S↑C↓) 努力値配分:AS252D4 テラスタイプ:はがね
技構成:つららおとし、かみくだく、せいなるつるぎ、テラバースト
ブエナカミ対策で、鋼テラバを仕込んでいたのですが、実際にこれが刺さった場面は、一回程度しかなかったです。
スカーフ霊獣ボルトロス対策や、レジエレキ抜きを意識して最速スカーフで使っていましたが、水ラオスの起点になることも多く、ドレインパンチを持っていた場合、目も当てられない状況になったこともしばしば。
こうなるならいっそ、電気テラスで無難に攻めるのも全然ありだと思いました。
ジバコイル@こだわりメガネ
性格:ひかえめ(C↑A↓) 努力値配分:H188C252S68 テラスタイプ:フェアリー
技構成:ボルトチェンジ、ラスターカノン、テラバースト、ほうでん
ちょっと素早いジバコイル。やたらとHPが低いと終わった時に気付きました。アーマーガア抜きにするにしろもうちょっとSラインを落としてもよかったはずと非常に後悔。
アナライズで採用していましたが、行動保証を持たせるためにがんじょうでもありだったかもしれません。
こだわりメガネ+アナライズで火力は申し分なかったのですが、一度しか動けない場面が多かったです。ボルチェンによる、サイクル性能を上げるために、チョッキをマリルリではなく、ジバコイルに持たせてもよかったかもしれませんね。
苦手なポケモン
水ラオス、メガネハバカミ、タスキパオジアンが非常に重かったです。初手パオジアンミラーの場合、フェアリーテラスを使われるとこちらが一方的に不利をとってしまうし、使ってこないにしろ、タスキを残してしまう。
水ラオスの場合、こちらのカミのあまえるが意味を成さないため非常に困る。悪ラオスは悪テラスで使うと、タイプで見て、水ラオスには基本的に勝てないので非常に重たかったですね。
メガネをもったハバタクカミを使っている人に対しては、大体サイクル戦で隙をつくられてしまうので、最後のダメ押しで、フェアリーテラスムンフォで破壊しにくるので相手をしていてキツかった。
次回のシーズンに向けて
今回は、最終日に瞬間で3000位台を終盤に一回だけ見ることができたので、構築自体は悪くないという手応えはありました。
1万位台まで落ちたのは、メンタルコントロールが出来てなかったのと、集中力が欠けてきたのに潜ったせいっていうのもあるし、勝てる試合だったのにこちらのプレミや深読みし過ぎによるものがありました。
あとは、環境も回ると思うので、ポケモン自体を変えるか、軸を変えた同じポケモンで練度を高めていくのがいいかもしれない。
今度は、見るポケモンを変えて、いじっぱりスカーフパオジアンを使ったりしてみたい。なんにせよ、勝つために必要なことは、やるだけやって、今後も最善を尽くしていきたい。
拙い文章だったかもしれませんが、ここまで読んでくださった貴方に感謝です。