キノガッサ（きあいのタスキ）に対する基礎知識や対策【ポケモンSV】

キノガッサ対策、してますか？特に、受けポケモンを使っている人は、ある程度頭に入れているポケモンだと思います。

どんなにいいと思った構築が完成したと思ったとしても、やばいキノガッサ１匹に詰まされる！というのもこのキノガッサの脅威でもあります。

そんな私も、構築を１から考える際に、わりとこのキノガッサというポケモンで崩壊するというケースがちょくちょくあります。では、キノガッサの脅威となるポイントや厄介なポイントや対策について考えていきましょう！

キノガッサの特徴や種族値

タイプ：くさ・かくとう

特性：ほうし・ポイズンヒール

夢特性：テクニシャン

種族値：

合計種族値：460

特に大事なところに、色と文字の太さを変えてみました。キノガッサは、タスキと非常に相性の良い、無駄の少ない種族値をしております。

キノガッサの代表技と言っても過言ではない、命中100で相手をねむり状態にする、「キノコのほうし」。この技のせいで、キノガッサより遅くてなおかつ草じゃないタイプのポケモンに何もさせずに完封することも可能。

相手を確定でねむり状態にするこの技は、すばやさ種族値70から打てるキノガッサというポケモンは破格の性能を誇っています。

特性テクニシャンで1.５倍でさらにかくとうタイプ一致補正が乗る技「マッハパンチ」。

通りの良いじめんタイプの技で、なおかつこちらもテクニシャン補正が乗り、さらに相手のすばやさを１段階下降させる「じならし」。命中90でやや不安定ではあるけれど、こちらも通りの良い岩技で、テクニシャン補正が乗る「がんせきふうじ」。

メインウエポンである、タイプ一致技でタスキを貫通させることも可能である２〜５回の連続ヒット判定の草技、こちらもテクニシャン補正が乗るので、時には爆発的な火力になる「タネマシンガン」。

前述しましたが、やたらとテクニシャン補正とありますが厳密な効果を解説すると、「威力60以下の技の威力を1.5倍にする特性」です。これが鍵なのですが、合計威力ではなく単発の威力が60以下の場合に適応されるのがポイントです。

キノガッサは、テクニシャンの恩恵が乗る技を色々覚えます。そこがポケモンSV環境で一定数活躍しているポケモンである理由の一つでしょう。

キノガッサは選出画面にいるだけで圧になるのが非常に強いです。ステルスロックをまいておくにも、初手でキノガッサが来たら時すでに遅し。さらに、ステルスロックをまくポケモンは基本的にはあまり素早くありません。（例外として、サザンドラなどもいる）

ステルスロックをまかれる前に、ステルスロックをまくポケモンを眠らせればいい話。大体キノコの奉仕で解決できてしまうのがこのポケモンのずるいところです。

キノガッサを見るために状態異常回復効果をもつ、ラムのみを持たせるのもパーティの力を半減させられるというのもつらいところ。

飛行テラスタルサーフゴーならキノガッサに勝てると思いきや、しっかりがんせきふうじも覚えるのがキノガッサの技のリーチの広さと言っていいでしょう。

タスキを盾にキノコのほうしや攻撃技でゴリゴリ押していく。さらに、こうげき種族値130なので、一線級の活躍もできるスペックをもっています。

テラスタルというシステム上、残念ながら確実にキノガッサに強いポケモンというのは一概に言えません。

強いていうのであれば、どく・くさタイプのポケモンである、モロバレルでしょうか？モロバレル側は、ヘドロばくだんで運がよければ追加効果の毒状態を引ければタスキを貫通できます。

おんみつマントを持たせたサーフゴーや、スカーフサーフゴー。もしくは、600族であるセグレイブのつららばりでタスキ貫通なんてこともできます。（マッハパンチのダメージを受ける覚悟にはなってしまいますが。）

もしくは、草テラスタルのポケモンで対策にはなりますが、相手のキノガッサ依存のテラスタルなので、強い動きではないです。

あとはキノコのほうし対策に、ラムのみを持たせるしかないかもしれません。

合計種族値460と際立って高いポケモンではないですが、持ち前の技範囲と中速の素早さ種族値70、尖ったこうげき種族値130の影響で、想像以上に強いポケモンに仕上がっています。そんなキノガッサですが、最後に簡単にまとめてみます。

キノガッサのタスキまとめ