リザードンex。昨今のポケカ対戦界隈において知らない人はいないであろう、環境トップに何度も君臨し、現在も最強格のカードです。
そんなリザードンexがなぜそこまで強いのか?今回は解説していきたいと思います。これを見れば、リザードンexの強さがよくわかるようになります。
リザードンexの基本性能
ポケカ公式HPより引用
早速、リザードンexの性能を見ていきましょう。単体性能で見ていくと正直、強いところしかない気がします。
基本データ
テラスタルという性質上、炎エネルギーでワザを打てますが、タイプの計算は悪タイプとなっております。HPは、脅威の330。環境トップに君臨するだけあり、かなり高いです。
弱点も、通常では、水だったのですが、テラスタルの性質上、原作再現ということで、悪タイプが虫弱点ということで、虫で括られている基本タイプ、草になっております(抵抗力はなし)。
そして、逃げるエネルギーが2個となっておりますが、基本的に逃げるを使うポケモンではないため、正直そこまで気になりません。
特性:れんごくしはいについて
自分の番に、このカードを手札から出して進化した時、1回使うことが可能となっております。自分の山札から「基本炎エネルギー」を3枚まで選び、自分のポケモンに好きなようにつける。そしてその後、山札を切ります。
この特性の強い点が、何点かあります。1つ目は、進化させただけで、エネルギー加速とデッキ圧縮を同時にこなせる点です。リザードンexは、エネルギーの手張りを基本的に必要としません。
2つ目に、「基本炎エネルギー」を3つまで持って来れる点です。このリザードンex自体のワザを使うためのエネルギーは、2エネなので、1エネ分余裕が生まれます。
2エネで完結させても良いし、もう1エネをドラパルトexなどに付けることができれば、ドラパルトexの準備が出来たりします。
3つ目に、ベンチのポケモン限定される等の制限がなく、場のポケモンに付けられる点です。
これにより、バトル場のヒトカゲからふしぎなアメによって、リザードを飛ばしてリザードンexに進化させてそのまま速攻で特性を使いワザを使うことが可能です。ベンチに限定されているのとそうでないのとでは、使いやすさが全然違ったはずです。
4つ目に、どんなタイプのポケモンにも自由に基本炎エネルギーを付けられる点です。
事前に基本炎エネルギーなどを1枚進化前のヒトカゲに貼っておき、進化して特性:れんごくしはいを使えれば、進化したリザードンexに1枚と他の2枚の基本炎エネルギーを好きなように、付けることができます。
このように、自由度も高く非常に強力な特性となっております。
ワザ「バーニングダーク」について
ワザ「バーニングダーク」は、炎エネ2個で使えるワザとなっております。基本ダメージは180+です。2エネでこのダメージってだけでも強いのですがさらに+とあるので、効果の方を見てみると、相手の取ったサイドカードの枚数×30ダメージ追加です。
これだけで非常に恐ろしいことになります。最初は、180ダメージなのですが、最終的に相手のサイドカードが1枚になった時、取られたサイドの枚数が5枚×30=150ダメージ追加なので、最大火力330ダメージとなります。
正直言って、炎エネ2つで撃っていいワザじゃありません。初動こそ180までしか火力が出ない弱点こそありますが、終盤にかけて壊滅的なダメージを相手に与えることが可能となっております。
いかに早く進化させるかが勝負の鍵
ポケカ公式HPより引用
リザードンexを使う上で重要となってくるのが、先攻を取れるかどうかと、いかに早くヒトカゲを序盤に展開できるかです。
後攻1ターン目だった場合は、「わざマシン エヴォリューション」をなど使って、ベンチのヒトカゲをリザードにして、次のターンにリザードンに進化させる前準備をしておくことが重要となっております。
そして、ヒトカゲを残した上で、先攻2ターン目には、リザードンexとふしぎなアメを揃える必要性が出てきます。
リザードンexをサーチするカードとして、ハイパーボールがありますが、手札を2枚捨てる必要性があるので、手札が枯渇しないよう対策を立てておく必要性があります。
ふしぎなアメの方は、サポートカードのペパーなどでサーチすると良いでしょう。強力なポケモンのどうぐなどもあれば、それも一緒に持ってくるとなお良いかもしれませんね。
これで準備は整うはずなので、あとは、ドローソースを確保できるかどうかの戦いです。
リザードンexの相棒・ピジョットex
ポケカ公式HPより引用
よく、リザードンexと組ませて強いと言われているピジョットexです。特性:マッハサーチと相性がよく、好きなカードを持ってこれるので、ふしぎなアメなり、リザードンexなり、サポートカードで強力なカードをなりといったように、柔軟に立ち回ることができます。
逃げエネが0なので、自分のポケモンが倒された後に、すぐにバトル場に出してベンチでポケモンの準備を終わらせた後に、逃げてから、ベンチのポケモンをバトル場に出して攻めに転じるということができます。
なお、ポッポからの進化でピジョンを採用するか否かで変わりますが、基本的にこちらも2進化ポケモンのため、ふしぎなアメを要求されるので、アメの奪い合いになるかもしれないので、注意が必要です。
新戦力:サマヨール・ヨノワール
ポケカ公式HPより引用
こちら2匹は、ナイトワンダラーにて、登場した進化ポケモンとなっております。進化が必要ではありますが、このポケモンたちの特性:カースドボムを駆使すれば、序盤に大ダメージを与えることも可能になります。
サマヨールのカーストボムでも、50のダメカンとバーニングダークの威力が210になるので、合計ダメージ260(サイドカードは1枚犠牲になりますが。)先攻で相手が耐久をあげるポケモンのどうぐなどを持たせていなければ、exポケモンであっても、必ずワンパン圏内にもっていけます。
サマヨール・ヨノワールについてはこちらの記事で解説しているので、よかったらどうぞ。
リザードンexの弱点
ポケカ公式HPより引用
ここまで、非常に強力なポイントを解説してきましたが、そんなリザードンにも弱点があります。
それは、どんなに強くても、弱点の草タイプが存在するところです。代表的なポケモンとしては、最近では、オーガポン(みどりのめん)や、テツノイサハなどです。
テツノイサハは、プリズムエッジで弱点によって、360ダメージ。オーガポン(みどりのめん)も、まんようしぐれによって、おそらくリザードンexは、2エネ、オーガポン(みどりのめん)は、3エネなので180ダメージですが、弱点で360ダメージ。
このように、どちらもリザードンexにとっては、ワンパンされる可能性が非常に高いので、脅威となります。
リザードンexのまとめ
ここまでリザードンexやそれに関連するカードについて解説してきました。最後に、ポイントをまとめておさらいしておきましょう!
- リザードンexは、特性れんごくしはいによるエネサーチ&エネ加速、そして終盤に向けて火力が上がっていくワザ・バーニングダークが強力
- いかに早くヒトカゲからリザードンexに進化させるかどうかが勝負の鍵となっている
- ピジョットexやサマヨール・ヨノワールとの組み合わせてのコンボが強力
- 最強格ではあるが、草弱点なので、対策は不可能ではない
リザードンexに関しては、以上となります。次回の新弾は「ステラミラクル」ですが、カードの種類が増える毎にリザードンexもさらなる強化を受けている気がします。
とにかく、強いデッキを組みたい人は、リザードン対策も怠らないようにしておくことを推奨します。
ここまで読んでいただき、ありがとうざいます。
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