「ナイトワンダラー」にて登場したヨマワルの進化系統のヨノワールとサマヨール。これら2枚のカードの特性「カースドボム」ですが、いわゆるきぜつして悪さをする特性です。
今回は、環境に新たな影響を与える可能性の高いこれら2種類のカードについて解説していきたいと思います。
ヨノワール・サマヨールについての基本情報
ポケカ公式HPより引用
では、早速見ていきましょう。このヨノワールとサマヨールの2匹については、特性:カースドボムの名前自体は同じで乗せるダメカンの数が大きく違うのが8つ違うというのが大きな特徴となってます。
進化ポケモンなので、最低でも1ターンたねポケモンの状態であるヨマワルをベンチ(もしくはバトル場)に出しておく必要性があります。
ヨマワル・サマヨールの違いは、逃げエネが1個増える点と、ヨノワールは160までHPが上がる点です。
あとは、あまりワザを使うポケモンではありませんが、超エネ2個で使えるおにび(50ダメージ)から、超エネ2個と無色1個で使えるかげしばり(150ダメージで相手のにげるを封じる効果)に変わる点も挙げられます。
とはいっても、ヨノワールに関してのHPは、特性の性質上、基本的には飾りのようなものなので、特性を使うターンまで生き残ってさえいれば問題ありません。
特性:カースドボムとリザードンexとのシナジー
ポケカ公式HPより引用
特性:カースドボムの強い点は、様々な理由が散りばめられているのですが、一番大きな点は、リザードンexと相性が非常に良い点ですね。
特性:カースドボムを使うと相手に能動的にサイドカードを1枚取らせることが出来るので、ワザ・バーニングダークの火力を30上げることができます。
先攻2ターン目にて、サマヨールとリザードンexが準備できれば、たねのexポケモンを狩れるダメージになるわけです。
特性のカースドボムのダメカン5個乗せる&バーニングダークの210ダメージでトータル260ものダメージを与えることができます。大体のポケモンはこれで先攻2ターン目でexポケモンを倒してサイドカードを2枚取り出来る点は強いと思います。
サイドカードを1枚犠牲にしてしまいはしますが、後攻1ターン目である相手に対して、いきなり奇襲をかけることが出来る点は、非常に強力なポイントと言えるでしょう。
ヨノワールの特性でかがやくゲッコウガを倒せる
ポケカ公式HPより引用
最終進化の方のヨノワールのダメカン13個乗せるというのが、非常に偉いポイントがあります。それは、多くのデッキのかがやくルール枠で採用されている、かがやくゲッコウガを特性だけで倒してしまうことが出来る点にあります。
そう、かがやくゲッコウガのHPは、今回のケースで言うと上手いことできていて、ちょうどHP130なんですよね。
他にも、exポケモンを倒すために、足りないダメージを補う形でカーズドボムを使うというケースも沢山あると思います。
この特性:カースドボムは、相手のサイドカードを1枚取られてしまうデメリットこそあるものの、非常に応用が効く特性なので、いざという時に役に立つパワーを秘めています。
ドラパルトexのファントムダイブにご用心
ポケカ公式HPより引用
非常に強力な点をここまで挙げてきましたが、このカードの弱点もあります。それは、たねポケモンであるヨマワルのHPが60である点ですね。
進化する前に、ドラパルトexのワザである「ファントムダイブ」でベンチにいるであろうヨマワルがダメカンを6個乗せられて、倒されてしまう可能性もあります。
これに関しては、こちらが先攻を取れるかどうかが鍵になってくると思います。
ヨノワール・サマヨールの特性まとめ
ここまで、ヨノワール・サマヨールの特性に関して書いてきました。
最後に、ポイントをまとめておきましょう。
- ヨノワールの特性:カーストボムは、自身をきぜつさせて、相手の場のポケモン1匹にダメカンを13個乗せる(サマヨールは、きぜつして5個のダメカンを乗せる)
- リザードンexのワザ・バーニングダークと組み合わせることで、相手のポケモンにダメカンを乗せつつ、ダメージを上げることが可能
- ヨノワールになると、非ルールのたねポケモンを特性で倒せるポケモンの幅が広がる
今回は、「スタンダードレギュレーション」での性能をまとめました。
特に、サマヨールに関しては、BWシリーズまでのカードが使えるルール、「エクストラレギュレーション」では、禁止カードにされるのではないか?と言う声も上がっています。
ここまで読んでいただき、ありがとうざいます。
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