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ポケモンSVにおいてのルールTODの仕様教えます!【永久保存版】

ランクマッチをするにあたって、少しでも勝率を上げたいですよね。そのために知っておきたいルールの一つとして、TODという概念が存在します。

さて、難しそうな英語がでてきましたね。このTODというのは、Time Over Deathの略称で、ランクマッチの際の試合時間の20分が経っても、お互いのポケモンが残っていた場合の判定勝ちを狙った戦術になります。

TODの判定基準

TODには、大きく分けて3つの勝敗基準があります。数字の順番で優先度が変わります。

  1. 残ったポケモンの数
  2. 残ったポケモンのHPの割合
  3. 残ったポケモンのHPの実数値の合計

残ったポケモンの数

試合の「残り試合時間3分」の表記が出た時に、相手のポケモンの数が負けていてなおかつ、裏のポケモンも削れていた場合、降参して気持ちを切り替えた方がいいかもしれません。

逆にこちらのポケモンが多く残っていて、相手がこちらのポケモンに対して突破困難な場合、判定勝ちを狙うのもありです。何も知らないで判定負けを宣告されるよりもTODのこの仕様を知っていた方がお得です。

残ったポケモンのHPの割合

前提として、上記の残ったポケモンの数が同じ場合にこの、残ったポケモンのHPの割合が多い方が勝利するという判定を行います。

TODで一番熱い展開なのが、この残ったポケモンのHPの割合量が多かった方が勝ちという仕様です。

割合なので、ぱっと見だとわかりにくいかもしれませんが、これもなんとなくでいいので頭に入れておくと、判定が下された時になぜ勝った(負けた)のか反省するいい機会になると思います。

TODの際に有利になる技として、やどりぎのたねという技があります。これを相手に入れておくと、ターン終了時に相手のHPがMAXで終了することはなく、こちらは相手のやどりぎの体力分のHPを回復することができます。

残ったポケモンのHP実数値の合計

相手と自分のポケモンの数が同じで、なおかつ、HP割合も同じなことが前提なので、ここまでくると、めったに起こることはないのです。一応説明しておくと、TODの3つめの判断材料として、HP実数値の合計の多い方が勝利するというものがあります。

ゆえに、ラッキーとハピナスなんかは非常にHPが高いため、受けループとTODの判定勝ちを狙うにことおいて、非常に有利なポケモンです。

TODと「受けループ」と呼ばれるパーティ

ここで、TODという戦術と密接に関わってくるパーティが存在します。それが受けループと呼ばれるパーティ構築になります。

受けループとは?

耐久性能の高いポケモンを使って、苦手なポケモンに対面した時に、受けるのが得意なポケモンに引いてサイクルを回していきます。

最終的には相手の攻撃を受けきって、どくどくや一撃必殺技、やけどの状態異常などを狙って相手を詰ませて最終的にTODで勝利を狙ったパーティが通称「受けループ」と呼ばれています。

受けループを使うには、対戦環境や相手のテラスタイプなどの傾向やプレイングスキル、積みポケモンの対策など、さまざまな知識を要求されます。

慣れれば安定した勝率を得ることができる反面、1試合が非常に長くなる場合が多いです。

受けループを崩したい時は?

受けループと当たった時用に、崩しを狙ったポケモンを用意することを忘れないように心がけておきたいところです。

わかりやすく言えば、こだわりハチマキを持たせた悪テラスタルウーラオス(いちげきのかた)や、こだわりメガネを持たせたフェアリーテラスタルハバタクカミなど。

そして、受けループに強いポケモンとしてレギュレーションDにて新しく出てきたポケモン、ガチグマがいます。かえんだまをもたせて特性:根性を発動させれば、凄まじい火力が出ます。

もしくは、つるぎのまいやわるだくみを覚えさせたポケモンもいいですね。

試合開始直後から時間を稼いだ遅延プレイはNG

試合時間は20分なので、普通に試合をしていれば、TODはあまり起こりません。そして、1ターン45秒という持ち時間をただひたすら遅らせる行為は、相手に対しての敬意を欠いた行動ですので、注意しましょう。

TODを利用して勝利を掴みにいくために、あえて持ち時間を使うというのは、中盤以降にした方がいいです。

持ち時間が切れたプレイヤーは試合時間関係なしに負け扱いとなるので覚えておきましょう。持ち時間はお互いのプレイヤーに7分ずつあり、この限られた持ち時間を大切にしましょう。

持ち時間が切れても大丈夫な例外の事例

相手の持ち時間が切れているのに負け判定になったことはありませんか?待ち時間が切れているのに相手が負けにならないという事例も例外として存在します。

それは、試合時間が残り45秒未満の時でなおかつ相手が残り試合時間0秒の時にコマンド入力完了or放置した場合です。

最後のターンは、自分の持ち時間が1秒だろうがなんだろうが、TOD判定になることを覚えておきましょう。

TODの仕様まとめ

最後にTODの仕様やルールについて簡単にまとめて終わりたいと思います。

TODの仕様まとめ
  • TODとは、試合時間20分内に終わらなかった時の判定で勝敗を決めるルールの1つ
  • 残りポケモンの数>残りポケモンのHPの割合合計>残りポケモンのHPの実数値の合計
  • 上記の順番で勝敗を決定する
  • 残り試合時間45秒を切った時に持ち時間が切れても負けにはならない
  • TODの判定勝ちを狙った受けループというパーティがある

ちなみに、筆者は受けループは嫌いですが、仕掛ける側のTODで勝つのが大好きです。ここら辺は性格が出ると思います。

あなたも、TODについて理解して、試合になぜ勝ったか負けたかの判断材料にしたり、時に有利な盤面でTODで判定勝ちを狙うことができる。

もしくは、降参待ちにする状況を作れるようになれたら筆者として嬉しいと思います。

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