前々回、前回と引き続き、きのみの記事第3弾です。3回に分けて紹介するレベルなので、きのみがどれだけたくさんの種類あるかがわかりますね。
今回は、ポケモンの努力値調整アイテムとして一役買っている努力値を下げるきのみについて解説していきたいと思います。
前提知識の努力値について
ポケモンを始めたての人がこれを聞くと、努力値を下げることと聞いて一見するとデメリットに感じるかもしれませんが、努力値を下げること自体は、基本的に対戦で使うポケモンを育成する際は、重要なことでもあります。
なお、これは前提として、努力値の知識が必要となるので、努力値の仕様がよくわからないという人は、この記事を一読しておくことを推奨します。
また、努力値をリセットする道具として、まっさらもちというものがあります。こちらは、そのポケモンの努力値をすべて0にするという優れものです。詳しくは、以下を見てください。
努力値を下げるきのみは6種類ある
実は、努力値を下げるのは、本来、きのみの副作用で、本来の使い方はおそらく、ポケモンのなつき度を上げることになります。
そんなきのみですが、各種ステータスの数(HP、こうげき、ぼうぎょ、とくこう、とくぼう、すばやさ)と同じで6つ存在します。以下の表でご紹介しますね。
ザロクのみ | HPの努力値を10下げ、なつき度を上げる。 |
ネコブのみ | こうげきの努力値を10下げ、なつき度を上げる。 |
タポルのみ | ぼうぎょの努力値を10下げ、なつき度を上げる。 |
ロメのみ | とくこうの努力値を10下げ、なつき度を上げる。 |
ウブのみ | とくぼうの努力値を10下げ、なつき度を上げる。 |
マトマのみ | すばやさの努力値を10下げ、なつき度を上げる。 |
各6種きのみを入手する方法
以上の6種類のきのみの入手方法ですが、マリナードタウンの競りで、何十個という単位で、たまに入手することができます。
たまに、93個などというぶっ飛んだ数量をまとめ買いすることもできるので、競りで景品として参加する際は、お金をたくさん用意しておきましょう。それだけの数量でも50000円以内でおそらく入手は可能だと思います。
努力値リセットきのみのメリット
DLCが来る前は、まっさらもちなんて存在しなかったため、努力値をリセットするには、このきのみが必須でした。
そして、まっさらもちではなく、このきのみで努力値を下げるやり方のメリットですが、微調整がしやすい点にあります。
そして、まっさらもちと違って、ちょっと減らした分だけ他に努力値を振るだけでいいので、節約にもなるのが最大のメリットです。
努力値リセットきのみのデメリット
微調整が効くというのは、聞こえがいいのですが、このきのみで努力値を減らすデメリットは、頭の中で努力値をあらかじめ計算しておかないといけない点にあります。
頭の回転が速い人や記憶力のいい人にはあまり不都合に感じませんが、努力値を10減らすというのは、例えば、こうげきの実数値を1だけ減らしたい場合、ネコブのみを1個使って、きんりょくのハネを2個使うという、微調整が必要となります。(計算式を表記すると252-10+2=244)
この場合は、1だけ減らすという名目でまだシンプルですが、〇〇のすばやさより1高い調整などで、すばやさの努力値を調整する場合、ちょっとややこしい使い方になってしまうので、こういった場合は、まっさらもちで単純化して努力値を振り直す方をおすすめします。
なつき度が高いと進化するポケモンに使うのもおすすめ
一見、努力値を下げるきのみという側面が強いこれらのきのみですが、なつき進化するポケモンに対して、たくさん余っているきのみを何個か上げてレベルアップで進化させる方法もおすすめしておきます。
(おそらく、公式が本来おすすめしている使い方だとは思いますが。)
ちなみに、ポケモン対戦界隈では、努力値を下げる数少ない貴重な道具というのが知れ渡っています。
努力値を下げるきのみまとめ
ここまで、大半はきのみの仕様について解説してきましたが、最後にポイントをまとめて整理しておきましょう。
- 努力値を下げるきのみはポケモンの各種ステータスの数と一緒で6種類
- 入手方法は、主にマリナードタウンの競りで参加することでまとまった数を入手可能
- まっさらもちよりもお金を節約して使うことができるメリットがある
努力値調整も覚えたらあなたは立派なポケモントレーナーです。これらを覚えて対戦においてポケモンたちを活躍させてあげましょう!