今回は、第4世代(ダイヤモンド・パール)から登場したポケモン、ガブリアスについて触れていこうと思います。
このガブリアスというポケモン、対戦勢にとって、切っても切れない縁があるので、特に重要なポケモンとして今回はご紹介させていただきます。ではいつもの如く、種族値から見ていきましょう!
ガブリアスの種族値と歴史
HP | 108 |
こうげき | 130 |
ぼうぎょ | 95 |
とくこう | 80 |
とくぼう | 85 |
すばやさ | 102 |
合計種族値:600
以前のポケモン界隈では、このガブリアスの種族値が最も無駄のないバランスのいいポケモンとして話題に上がるくらい優秀なポケモンでした。(今でもそこそこ前線で戦えますが)
簡単に解説すると、一番刮目したいのが登場した頃の環境ですばやさ激戦区である100でした。それを2だけ上回る102というだけで強かったです。
それに加えて、一番高いこうげきの種族値130。これは、かなり高い水準にあります。これだけで優秀な物理アタッカーなのですが、ガブリアスの強さはそれだけではありません。
次に、耐久面に着目してもらいたいのですが、HP-ぼうぎょ-とくぼうという数値で見ていくと108−95−85というアタッカーらしからぬ耐久値を誇ってます。下手な耐久ポケモンより硬いかもしれません。
そして、とくこうの80という数値は、サブウエポンの大文字でナットレイという炎4倍弱点のポケモンをワンパンで倒すのに十分な火力だったりと全ての種族値に無駄がありません。
ガブリアスのタイプについて
これだけでも、ガブリアスの強さがわかると思いますが、タイプも攻撃・防御ともに優秀なタイプでした。(フェアリータイプが追加されるまでは)
簡単に説明すると、ドラゴンタイプの攻撃は半減以下にできるタイプが鋼・フェアリーと非常に少ないんです。その鋼・フェアリータイプに対して、地面タイプの攻撃で等倍以上で通るのでかなり強力です。
防御面で見ると、弱点がドラゴン、氷、フェアリーの3タイプのみです。氷タイプの4倍弱点も氷タイプじゃないポケモンが打つ、下手な氷技なら普通に耐えてしまうほどの耐久をもっています。
ガブリアスのおすすめのテラスタイプ
いくつかおすすめがあるのですが、ここでは代表的な3タイプほどご紹介します。ではいきましょう。
テラスタイプ:はがね
フェアリータイプに強くなれるテラスタイプです。この場合、アイアンヘッドがメインウエポンとなるでしょう。追加効果で、3割の確率で相手をひるませて行動不能にするという運ゲーも時にできるでしょう。
なお、鋼テラスタルした時に、それを読まれて炎テラスタルを相手に切られないよう、上手いこと立ち回りましょう。
テラスタイプ:ほのお
こちらは、対風船持ちデカヌチャンに対するテラスタイプです。ウエポンはテラバーストで、決まれば相手のデカヌチャンに対して何もさせずに1発で倒すことも可能です。
ただし、相手が怪しいと感知して物理受けのヘイラッシャなどに交代してきたりした場合には、テラスタル切り損になるので注意が必要です。
テラスタイプ:じめん
こちらの目的としては、地震の火力の底上げですね。防御面では、ドラゴンタイプでの弱点を消したりという役割もあります。
代わりに、水と草が新たな弱点となるのでタイミングには気をつけましょう。
さいごに
代表的なテラスタイプを紹介してきましたが、まだまだ環境は回り続けています。ポケモンSVも発売してからまだ2、3ヶ月くらいですがどんどん新たな型が出てくると思います。
なので、現時点でのよく見かけるテラスタイプを紹介してみました。最低限これくらい覚えておけば、ガブリアスの対策がしやすくなると思います。では、お疲れ様でした。