ポケモンにおける王冠とは？【SVでの入手方法や仕様についての解説】

あなたはポケモンにおいて３値（種族値、個体値、努力値）についてご存知ですか？今回は、その中の個体値について触れつつ、どうすればこの個体値を上昇させることができるのかをお伝えしたいと思います。

王冠をベースに解説していくので、これを見れば、個体値をどうすればより良くできるかわかるようになります。ぜひ、最後までご一読ください。

個体値とは何か？

個体値とは、ポケモン1匹1匹にそれぞれランダムで割り振られる、いわゆる隠しステータスのような数値です。同じポケモンでもちょっとだけHPの値が高いとか、すばやさがちょっと低いという現象が起こると思います。

それがこの個体値による影響によるものです。個体値は、各ステータス（HP,こうげき,ぼうぎょ,とくこう,とくぼう,すばやさ）にそれぞれ、0〜31まで割り振られていきます。

その値は、野生のポケモンの場合、出現した時から決まってます。卵から孵化したポケモンの場合は、生まれた瞬間に決まります。

この数値が31であれば、ポケモンの最大の数値のステータスが反映されるものとなります。この個体値を擬似的に31にすることができる道具が、王冠です。

王冠には、２つの種類があります。すべてのステータスの個体値を最大値にするきんのおうかん。そして、１つのステータスの個体値を最大値にするぎんのおうかんです。

主に使われるのは、１つのステータスの個体値を最大値にするぎんのおうかんです。

全部のステータスを最高にした方が強いんじゃないの？と最初は思うかもしれませんが、ポケモンでは、基本的にはこうげきととくこうの２つのステータスのうち、どちらか一つを使わないケースがほとんどです。

（※　例外として、物理技、特殊技両方覚えさせるいわゆる、「両刀型」というポケモンも存在します。）

ジムバッジを６つ以上集めた状態で、ショップ「デリバードポーチ」にて購入することができます。ジムバッジの条件さえクリアしていれば、どの場所のデリバードポーチでも購入可能です。価格は20000円ですね。

ぎんのおうかんを連射コントローラを持っていないとたくさん手に入れるのは、ちょっと面倒です。手動で、学校最強大会を周回してもいいのですが、大体１周約10〜12万円程度入手可能なので、5〜6個購入できます。

入手したのはいいけれど、どこで使えばいいのかわからないケースもあると思います。王冠を普通に使おうとしても個体値を最大にはできません。

フリッジタウンの「すごいとっくん！」という吹き出しが出ているサングラスをかけたおじさんに話しかける必要があります。

話しかけると、こちらの指定した50レベル以上のポケモンに対して、すごいとっくんを受けることができます。

ここで、王冠（きん（ぎん）のおうかん）という道具が必要になってきます。前述した通り、すべてのステータスの個体値を最大にしたい場合はきんのおうかん、１つのステータスの個体値を最大にしたい場合は、ぎんのおうかんを使います。

ジャッジ機能上では、元々個体値が31なら「さいこう」、後からおうかんを使った場合、「きたえた！」という表記に変わります。

ぎんのおうかんを使う時は、１ステータス毎に1個という仕様ですが、一度に複数のステータスの個体値を最大にすることが可能です。

１ステータスにつき1個ですが、例を挙げると、こうげき、ぼうぎょ、すばやさの個体値を最大にしたい場合、3個ぎんのおうかんを消費することでいっぺんに使うことができます。

ポケモンの孵化厳選をする際の個体値は、きたえた！というのは反映されませんので注意しましょう。

孵化作業の時に引き継がれる可能性があるのは、元々の個体値となります。なので、よく言われている元々の個体値が6Vのメタモンなどは、おうかんを使っても手に入りませんので注意しましょう。

ランクバトルでも最大限のポテンシャルでポケモンを使えるようにするには、必須の道具であるこの王冠は、孵化厳選作業という文化を塗り替える力があるほど、便利な道具となりました。（剣盾の頃まで100レベルのポケモンにしか使えなかったため。）

最後にポイントをまとめておさらいをしたいなと思います。

おうかんについてまとめ

いろんなポケモンに使うには、少しお金がかかりますが、それさえクリアできればあらゆるポケモンをランクバトルで活躍させてあげることができるようになります。

ぜひ、お金を学校最強大会を周回等で稼いでポケモンの個体値を上げてみてください！