ねばねばネットの対策方法と仕様について解説します！

ポケモン対戦において、すばやさというのは非常に重要な要素ですよね。そのすばやさを場に出た瞬間に、１段階下降させる設置技が存在します。それが今回紹介する、ねばねばネットという技です。

使えるポケモンは、限定されていますが、使われると非常に厄介な技の１つです。今回は、この技について、解説していきたいと思います。

ねばねばネットの効果と仕様

このねばねばネットという技ですが、効果を確認しておきましょう。虫タイプの変化技で、ステルスロックと同じく設置技のため命中率は存在せず、相手の場をねばねばネット状態にします。

場がねばねばネットの状態の時の効果が、ポケモンが控えから出てきたときに、すばやさランクが１段階下降します。

なお、この際、特性：ふゆうのポケモンと飛行タイプのポケモンは、ねばねばネットの効果を受けません。最近のポケモン特有のいたずらごころが悪タイプのポケモンに効かないという理屈と同じですね。

虫タイプの技だけあって、虫タイプが基本的に覚えます。ただ、虫タイプは全体的に種族値にはあまり恵まれておらず、あまり警戒されないのも事実です。

強力すぎる技がゆえの調整かもしれません。この技を使ってくるポケモンの代表として、アメモース、オニシズクモ、クワガノン、デンチュラなどがいます。そして、実質ほとんどの技を覚えるノーマルポケモン、ドーブルもこの技を使うポケモンとして強力です。

なお、ドーブルに関しては、完全に別枠ととらえてもいいかもしれませんね。さらに、合計種族値に関しては、250というかなり低水準なのできあいのタスキ等でケアしてあげないと動くには厳しいです。

ねばねばネットの対策方法として、一番手っ取り早いのが、飛行タイプのポケモンか特性：ふゆうのポケモンを選出しておくことです。なので、ランドロスやカイリュー、ラティアス、ラティオスなどのポケモンが対策ポケモンとして候補が上がります。

それ以外の対策方法としては、あきらかにねばねばネットを打ってくるポケモンに対しては、ちょうはつを事前に打って、封じることですね。

もしくは、ポケモンに道具のあつぞこブーツをもたせて、そもそもねばねばネットの効果を受けないようにする方法もあります。

ねばねばネットを消し去る方法として、限定的ではありますが、こうそくスピンや、キラフロルの専用技として、キラースピンという技を撃つという方法もあります。

あとは、すばやさがそもそも高くないポケモンを連れていって、あまり関係のないベクトルで勝負を仕掛けるというのも対策になります。

ねばねばネットの最大の魅力として、あとから出てきた相手のこだわりスカーフを実質無効化できるところですね。

あとは、ブーストエナジーを持ったすばやさを上げる目的のパラドックスポケモンに対しても、最初にねばねばネットの効果を受けてから、能力上昇の処理を行うため、素早さ以外のステータスが意図せず上がってしまうということも起こります。

あとは、相手のすばやさを下降させることで、すばやさ種族値が80～100付近のポケモンでもアタッカーとしてのエースにできるというのも魅力です。

特性：あまのじゃくを持ったポケモンであるジャローダにねばねばネットを踏ませてしまうと、下がるはずのすばやさがなんと１段階上昇するため、上からリーフストームやステラテラバーストなどが飛んできたりするため、脅威となってしまいます。

もしくは、特性：まけんきorかちきのポケモンに対しても、すばやさが下がることで、こうげき、または、とくこうが２段階上昇してしまうためねばねばネットを使う側の人は、注意しておきましょう。

すばやさが下がっても強く、かつ強力なポケモンとしてドドゲザンやミロカロスなどがいます。ドドゲザンに関しては、SV初期と比べて数をだいぶ減らしましたが、稀に当たる可能性もあるので、一応覚えておきましょう。

ここまで読んできたあなたは、すでにねばねばネットの知識に関しては、かなり理解できたと思います。最後に、忘れないように、ポイントを凝縮してまとめておきます。

ねばねばネットのまとめ

ねばねばネットは非常に強力な反面、汎用性が高い技ではないので、あまり飛んでくる技ではありませんが、いざという時、これを読んでくれたあなたの役に立てたら幸いに思います。