少しでも興味を持って足を運んでくださり、誠にありがとうございます。
シーズン10、レギュレーションD最終期間、皆様お疲れ様でした。とは言っても、中盤以降オーガポンとともっこ3匹の参入で環境がかなり変動しましたが。
最初は、煮詰まったこのレギュレーションDの環境でキノガッサを軸にして頑張っていこうと意気込んでいたのですが、まさかの環境変化で適応するのが大変でした。
瞬間最高レートは1845程度だったのですが、スクショをするのを忘れてしまい、やむなく残っていたスクショの1831を最高レートとすることにします。
今季の環境の振り返り
環境のインフレが続くとどうも電磁波が中心となる環境になるポケモン対戦の法則のようなものがあるらしく、今回も最たる例でした。これは、剣盾末期のシーズンを想起させる現象だなって思いました。
SVでいうとロトムの電磁波、コノヨザルのでんきだまなげつける、サーフゴー、ハバタクカミ、カイリューの電磁波という、麻痺させたもの勝ちというもの。
そのため、みがわりを採用するポケモンが終盤に多岐にわたって多く見られました。
そして、何よりも大きかったオーガポンの参入。解禁された直後、飛躍的に使用率を伸ばし、最終的には途中から集計されたのにも関わらず、使用率4位まで上り詰めていました。
はじめたての人にもなんとなくわかるようなオーガポンの簡単な性能がわかる記事もここに載せておきます。
今回使っていたパーティの紹介
色々な要素で試行錯誤をしていた結果、気がついたら、使用率上位のポケモンだらけになってしまい、正直びっくりしました。
特に、この電磁波環境で状態異常にならない特性をもつキョジオーン、でんじは自体をシャットアウトするサーフゴーは、麻痺から守るポケモンとして非常に重要な位置にいました。
そして、物理耐久の高いポケモンが3体いるので、1試合が長くなる試合もよくありました。
ちょっと前置きが長くなってしまいましたが、個々のポケモンに焦点を当てて紹介していきます。
ハバタクカミ@ブーストエナジー
テラスタイプ:炎
性格:おくびょう 努力値:H4B204C156D4S140 特性:こだいかっせい
技構成:ムーンフォース、シャドーボール、マジカルフレイム、でんじは
パオのようきつららおとし耐え調整。ブーストエナジーカミの中でもそこそこ早い部類だと思ってます。ムンフォでタスキまで削るもよし、ふいうち持ちのパオジアンに対してはムンフォ後に、電磁波でもよし。
こちらのパーティで重い、イーユイに対して上から動けるのでブエナカミは優秀でした。
炎テラスは、サフゴやジバコイル対面でたまに切ることがある程度。順位を上げてる時はあまり使いませんでした。このパーティでの使用率6位。
キョジオーン@オボンのみ
テラスタイプ:毒
性格:わんぱく 努力値:H252B252S4 特性:きよめのしお
技構成:じこさいせい、しおづけ、じしん、てっぺき
やや、重たいパオジアンに対して強いポケモンを模索。その結果、使い慣れていた毒テラスオボンの実キョジオーンを採用。
物理に対して相手を詰ませる仕事人(人じゃないけど)。残飯アンコールカイリューだったり、おんみつマントカイリューなどには、ちょっと不利。
終盤は、身代わり剣舞ガブに弱かったりと弱いポイントもありましたが、特性とテラスタイプを毒にしているのでハバカミに対して勝てるのはつよつよポイントでした。
しおづけをみがわりで耐えられる調整をしているカミに対しては、じしんでみがわりを破壊するという動きもできて中々面白かったです。
悪ラオスに運悪く当たるとかなり不利よりの対面になるのでそこは要注意でした。
このパーティでの使用率2位。
カイリュー@たべのこし
テラスタイプ:フェアリー
性格:ずぶとい 努力値:H244B140C4D4S116
技構成:はねやすめ、でんじは、エアスラッシュ、くろいきり
このパーティの使用率堂々の1位。今回のMVPは間違いなくこのカイリューでした。古のでんじはまひるみ戦法が非常に凶悪でした。DLCで新しく追加された技マシンの黒い霧を習得したので、りゅうまいカイリューに強いカイリューです。
他の候補技としては、終盤増えていたビルド残飯ランドロスに対して強く出れる冷凍ビームも終盤は欲しかったです。
その反面、鋼ガブリアスに対してはめっぽう弱く、スケイルショット無効化のフェアリーテラスを切る→返しの鋼テラスアイアンヘッドを受ける&こちらからの有効打点なしというのが非常に厳しかった。
なお、こだわりハチマキカイリューにはあまり強くないのが少々痛手でした。結局カイリューには無限の可能性が秘められてますね。
オーガポン@かまどのめん
テラスタイプ:炎
性格:ようき 努力値:H252S252A4 特性:かたやぶり
技構成:ウッドホーン、こうごうせい、アンコール、やどりぎのたね
役割としては、やどりぎとこうごうせい、ウッドホーンを絡めて落とされないように動かしてあげる感じ。受けループを使ってくる相手に対してアンコールが刺さったりやどりぎでちまちま削ってこちらは回復など、ちょっとテクニカルなオーガポンにしていました。
時には、他の候補技として、ツタこんぼうが欲しい時もありましたが、ウーラオスに打点がなくなるため、殴りながら回復できるウッドホーンを採用。
このパーティでの使用率5位。
パオジアン@こだわりハチマキ
テラスタイプ:電気
性格:ようき 努力値:A252S252D4 特性:わざわいのつるぎ
技構成:つららおとし、かみくだく、テラバースト、こおりのつぶて
ハチマキを持たせることでオーガポンをワンパンしたり、相手の受けを崩したり、最後の詰めとして弱ってる相手のパーティに対してこおりのつぶてで縛ったりと使用感はよかったです。
オーガポンを倒した後は、よく起点にされそうになりますが、あえて突っ張って半減ポケモンに対して削りを入れたりといった立ち回りもしていました。
ブエナカミに対して電磁波を無効化できる電気テラスを採用。耐久振りのハバタクカミに対しても確1で持っていったりすることもでき、非常に面白い活躍をしてくれました。さすが、パルデアザシアン。
このパーティでの使用率3位。
サーフゴー@ゴツゴツメット
テラスタイプ:飛行
性格:ずぶとい 努力値:H252B252C4 特性:おうごんのからだ
技構成:ゴールドラッシュ、たたりめ、じこさいせい、でんじは
主な採用理由は、岩オーガポン対策です。大体はたきおとすを持っているので、ゴツメで頑丈を削りながら受け切ってから、ゴールドラッシュで処理します。スカーフ水ウーラオスに対してもゴツメを触れさせて削ることができます。
サイクル戦で、裏から出てくるイーユイに対して電磁波を入れるのが主なお仕事といってもいいかもしれません。
このパーティでの使用率4位。
シーズン10の反省点
途中までは、3ロムでちょっとずつ着実にパーティで足りない部分を補完しながら対戦に没頭していたのは、いい点だったのですが、終盤は詰めきれませんでした。
使い慣れたパーティで潜り続けた影響か、オーガポンがツタこんぼうを打たれてたら相手が負けていたという盤面なのに、サーフゴーに引かれたりして、型バレや環境の変化に順応しきれなかったのが終盤勝てなかった要因だったんだろうなって感じました。
ただ、SV環境で初めて3桁まで、手がもう少しで届きそうという場面まで行けたので、手応えはありました。
次シーズンに向けて
次はレギュレーションEですが、正式にガチグマ(赫月)が使えるようになったり、ポイズンヒールグライオン解禁によって、受けループにさらなる追い風が吹き荒れることでしょう。
どう環境が変化しても、共通していることは1つ。勝てない時は、構築の見直しと足りない部分を補ってあげることが重要なんだなって今回のシーズン10で学びました。
さいごに
最後に、今回は最終3桁順位は、あと1歩(2歩かもしれない?)というところまで、辿り着けたので、少し手応えを感じました。
次回は、レギュレーションEになることで、環境が大きく変化するのでそこに順応しながら、今度こそ最終3桁順位を目指していきたいと思います。
ここまでご覧いただきありがとうございました。