ポケモンの対戦において、色んな用語が絡んでくることも多々あります。今回は、対戦しないけれど、動画でわかりにくい対戦用語についても解説していきたいと思います。
これを読めば、色んな用語に関する疑問点が解消されると思います。
天候パ
天候によるメリットを最大限活かしたパーティのことです。以下の4つが挙げられます。
- 雨パ
- 晴れパ
- 砂パ
- 雪パ(第8世代まではあられパ)
代表的なパーティとしては、雨パや晴れパが挙げられます。
雨パ
天候の雨を主軸において、対戦を有利に進めるパーティのことです。特性:あめふらしのポケモンを場に出して、雨による水タイプ技の火力上昇、特性:すいすいによるすばやさ2倍などを活かして戦うスタイルのパーティです。
さらに、今回の世代は、水テラスタルでさらに火力を底上げすることができるので、半端な受けは成立しないため、強力です。
新規参入したブリジュラスも特攻を上げながら、専用技エレクトロビームを溜めないで連発することが可能です。
晴れパ
天候の晴れを主軸にして、対戦を有利に進めるパーティを指します。SVでは、パラドックスポケモン(古来)の特性:こだいかっせいがあるため、さらに需要が高まってきている気がします。
晴れによる炎技の火力上昇、特性:こだいかっせいで一番高いステータスを上昇させながら火力上昇させるための道具を持たせて全抜きを狙うパーティとなります。
砂パ
天候の砂嵐状態を主軸にして、対戦を有利に進めるパーティを指します。
なお、晴れ・雨パと違い火力を上昇させる効果が天候にはなく、最近解禁された、ドリュウズを特性:すなおこしのバンギラスやカバルドンと組ませてドリュウズの特性:すなかきを発動させてすばやさ2倍にして、上から相手のポケモンを倒しに行くといった感じです。
ちなみに、タスキもちのポケモン(鋼・地面・岩タイプを除く)も攻撃後、砂ダメージで倒せるので、そこはメリットです。
雪パ
天候の雪を主軸にして、対戦を有利に進めるパーティです。前作の、剣盾(第8世代)までは、砂嵐状態と同じくあられによる定数ダメージが与えられたのですが、今作の雪状態は、氷タイプのポケモンのぼうぎょを1.5倍にする恩恵に変わりました。
技のオーロラベール、特性:ゆきかきのポケモンや、特性:ゆきがくれのポケモンで、有利な盤面を作っていくという天候の雪をフル活用するパーティとなっております。
SVでは、あまり雪パは存在せず、大体アローラキュウコンがオーロラベールを貼りにくる印象があります。
トリルパ
すばやさの遅いポケモンが先に動けるフィールドを展開する技、トリックルームを主軸にしたパーティのことです。
クレセリアとガチグマだったり、ブリムオンと鈍足アタッカーだったりとパーティを見れば大体見当が付くのが特徴的です。
受けループ
基本的には、アタッカーが少なく、耐久の高いポケモンが、どくどくやどくびし、ステルスロックなどの変化技で相手をじわじわとHPを減らしていくパーティのことを通称受けルと言います。
ヘイラッシャ、ラッキー(ハピナス)、ドヒドイデ、グライオンなどの4匹の並びがあったら受けループ確定です。
この受けループというパーティの特徴上、対戦時間が延びることが多々あり、対戦すると結構消耗する可能性が高く、あまり好まれないパーティです。
バトル用語(パーティ編)まとめ
今回は、パーティの用語に関してお話しました。ポケモンの用語は非常にたくさんあり、今回は第2弾のお話として簡単なパーティの用語について解説してきました。
- 天候パは、天候を利用してバトルを有利に進めていくパーティの略称
- 雨パ、晴れパはある程度覚えておくといい
- トリルパは明らかに鈍足なアタッカーとトリックルーム始動要因がいるのが特徴
- 受けループは、耐久の高いポケモンが変化技で悪さをして有利に盤面を展開してくる
今後、まだまだ、用語の解説記事は何個か書いていきたいと思います。お楽しみに。