カード個別解説

プレシャスキャリー【ポケカ】の可能性と特徴を解説します!

前回はパーフェクトミキサーについての解説を行ってきましたが、今回はおそらく対となるであろうACE SPECに分類されるカード「プレシャスキャリー」について解説していきたいと思います。

対となる理由については、2つ同時発売したスターターデッキ「テラスタイプ:ステラ ソウブレイズex」と「テラスタイプ:ステラ ニンフィアex」の中に入っているACE SPECカードという括りにあります。

今回は、ニンフィアexの方に入っているプレシャスキャリーについて見ていきましょう。

プレシャスキャリーの基本データ

ポケカ公式HPより引用

プレシャスキャリーは、パーフェクトミキサーと同じく、グッズに分類されるACE SPECカードです。

『自分の山札からたねポケモンを好きなだけ選び、ベンチに出す。そして、山札を切ります。』

これを見てわかるように、このカードの効果は、テキストだけみると非常にシンプルなものとなっています。

カードゲームの鉄則として、シンプルなテキストなほど強いというものがありますが、このカードも該当します。

プレシャスキャリーの使い方

理想的なムーブで言うのであれば、先行の最初のターンに自引きしてプレシャスキャリーが引ければいいですが、流石に難しいと思います。

なので、サポートを使う権利が生まれる後攻1ターン目か、先攻2ターン目で、ペパーやカイなどを使って、グッズである「プレシャスキャリー」をサーチして使うのが無難になります。

ベンチにポケモンを並べる下準備を迅速に行うのが目的のカードとなるので、展開力が鍵となるデッキと相性がいいです。

ネストボール・なかよしポフィンと比較

ポケカ公式HPより引用

似た効果で、ネストボールやなかよしポフィンがありますが、まず、ネストボールと比較すると山札から呼べるカードに制約がないです。

つまり、プレシャスキャリーの方が完全に上位互換となります。プレシャスキャリーと違って、デッキに4枚入れられるので、一概には言えませんが。

次になかよしポフィンとはどうでしょうか。こちらは2匹のたねポケモンを山札からベンチに呼べますが、HP「70」以下という制約があります。

それに対して、プレシャスキャリーは、HPの制約がないためどんなたねポケモンも簡単に呼ぶことができます。

ゼロの大空洞で爆発的な展開力と火力を

ポケカ公式HPより引用

テラスタルポケモンが場にいる場合、ベンチに出せるポケモンの数が5から8匹に増えるゼロの大空洞とテラパゴスexのワザ・ユニオンビートのコンボはシンプルに強いです。

さらに、ベンチにバッフロンを準備できたら、さらにテラパゴスexの耐久値を上げることができるので、応用も効いて非常に強力です。

このように、ベンチにたねポケモンを埋められるというのは、非常に強力なコンボを色々考えられるというメリットがあるので、プレシャスキャリー。あなどれません。

可能性の塊「プレシャスキャリー」の相場

ポケカ公式HPより引用

このカードは、プレイングや使い手、構築次第で強さが変動してくるので、面白いところです。

プレシャスキャリーでの優勝デッキを調べると様々なデッキがでてくるので、アイデア次第で、デッキのパーツは変わってくるんだなって感じますね。

エーススペックの中でもそこそこの値段で、スターターデッキに収録されているにも関わらず、相場は、1000円〜1900円くらいです。

下手すると、スターターデッキ「テラスタイプ:ステラ ニンフィアex」1個で元が取れるレベルです。

サイド落ち事故に注意

このカードが、サイド落ちした場合、一気にそのデッキのパワーが落ちるので、要注意です。

そのため、ボール系統のカードは、プレシャスキャリーをピン刺しするだけでなく、一応、ネストボールやなかよしポフィンは何枚か入れておくことを推奨します。

といっても、サイド落ちの確率は、60枚のうちの6枚なので、滅多に起こることはないとは思いますが、万が一サイド落ちした時のプランもシミュレーションしておくことも忘れないようにしましょう。

プレシャスキャリーのまとめ

プレシャスキャリーに関することをここまで書いてきました。最後に、ポイントをまとめておきますので、参考にしてください。

プレシャスキャリーのまとめ
  • プレシャスキャリーの効果は、山札から好きなだけたねポケモンをベンチに出せるというもの
  • 考え方を変えると最大で、ネストボール5枚分の効果。そして、ゼロの大空洞を使うと最大でネストボール8枚分という超ハイスペックなカードであることがわかる
  • スターターデッキ「テラスタイプ:ステラ ニンフィアex」に収録されている
  • 相場でいうと価格は1000〜1900円程度

こちらもいろんなデッキに応用が効くので、1枚は手元に欲しいデッキです。さまざまな個性のあるACE SPECが再登場したレギュHは、面白いレギュレーションだと思います。

あなたも、プレシャスキャリーを軸にデッキ構築を試してみてはいかがでしょうか?

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