拡張パック「バトルパートナーズ」に収録されている〇〇のポケモンシリーズのカードの1種、リーリエのピッピex。
直近だと、サーナイトexデッキでお馴染みの顔となっているので、その理由も兼ねて解説していきたいと思います。
リーリエのピッピexの基本データ

ポケカ公式HPより引用
リーリエのピッピについて見ていきましょう。超タイプのポケモンで、HPは190とexルールをもった、たねポケモンの中では、やや低めの水準。
弱点は鋼タイプで、抵抗力はなし。そして逃げエネは1個と低耐久ながら、フットワークは軽いです。
特性のフェアリーゾーンが強力で、このポケモンがいるかぎり、相手の場のドラゴンポケモンの弱点は超タイプになるという効果。
本来弱点のないドラゴンタイプに対して、超タイプのポケモン限定で弱点で2倍のダメージを与えられるのが大きなポイントです。
環境ポケモンで言うと、HPの高いドラパルトexやタケルライコexなどがいますね。
そして、ワザ・フルムーンロンドは、20+お互いのベンチのポケモンの数×20で、(ゼロの大空洞でベンチが広がらない状態の場合)で埋まったと考慮してダメージを計算すると、最大220ダメージ出ます。
ただ、タケルライコを倒すためには、通常時にお互いのベンチのトータルで、5匹以上いれば倒せて、勇気のおまもりが付いている場合とドラパルトexの場合は、お互いのベンチに7匹以上で条件をクリアできます。
余談ですが、〇〇ロンドというのを聞くと、エンテイのバーニングロンドなどを思い出しますね。(ワザの仕様もほとんど同じです。)
専用のポケモンのどうぐリーリエのしんじゅ

ポケカ公式HPより引用
これは、リーリエのポケモン専用のポケモンのどうぐで、ピッピ限定ではありませんが、ほぼ専用アイテムのようなものです。
このカードが付いているポケモンが、相手のポケモンからのワザのダメージできぜつしたとき、取られるサイドカードの枚数を1枚軽減してくれるお助けカードです。
なお、サマヨール、ヨノワールの特性:カースドボムや、ドラパルトexのファントムダイブの200ダメージとは別のダメカン6個乗せのような、ダメカンを乗せられた時にきぜつした場合には、通常通りサイドカードを取られてしまうので、その辺は注意が必要です。
サーナイトexデッキなどのおともに

ポケカ公式HPより引用
サーナイトexデッキは、超タイプメインで構成されているため、ドラゴンタイプポケモンに対して、リーリエのピッピexの特性と非常に相性がいいです。
非exポケモンであるフワンテや、サケブシッポなどで弱点をついて倒せると、かなりアドバンテージが取れそうですね。
ただ、リーリエのピッピex自身の耐久は、そこまで高くないので、ベンチに置く時には、注意が必要です。
ボスの指令やカウンターキャッチャーなどで呼び出されて倒されると当然ながら、強特性は消えてしまうため、トドメの一撃や、いざという時に出すくらいに留めておいた方がいいかもしれませんね。
リーリエのピッピexのまとめ
ここまで、リーリエのピッピexとそれに関係するカードたちについて解説してきました。
最後に要点をまとめて終わりたいと思います。
- リーリエのピッピexは、特性のフェアリーゾーンによって、場にいる限り相手のドラゴンタイプの弱点が超タイプになる
- ポケモンのどうぐ、リーリエのしんじゅをリーリエのピッピexにつけるとダメージによってきぜつした場合に、取られるサイドカードの枚数が1枚少なくなる
- 環境デッキでいうと、サーナイトexデッキのサブアタッカーやサポーターになれる
どうしてもベンチに出さないと状況が好転しない場合は、割り切って出すか、勇気のおまもりなどを使って、低耐久をケアしてあげるといいかもしれませんね。
以上、リーリエのピッピexの解説でした。