ポケカのデッキに、2〜4枚は入れるであろう、スタジアムカード。今回は、環境でたまに見かける、ジャミングタワーについて解説していきます。
今回は具体例などを挙げて、使いどころなどを紹介していきますね。
ジャミングタワーの基本データ
ポケカ公式HPより引用
ジャミングタワーの効果は、いたってシンプルです。おたがいのポケモン全員についている「ポケモンのどうぐ」の効果は、すべてなくなる。
2進化ポケモンで有名な動きの1つで、ペパーを使って、グッズとポケモンのどうぐを持って来れますが、ネストボールと森の封印石を持ってきて、そのネスとボールで、ロトムVをベンチに出して、どんどん展開していくパターン。
1例として、これを妨害できるカードと言っていいでしょう。
ポケモンのどうぐに頼らないデッキに採用
ポケカ公式HPより引用
ポケカのプレイヤーでもある筆者視点で言うと、ソウブレイズexデッキや、ルギアデッキ、レジドラゴデッキなどと相性がいいですね。
しかし、正直言って、さまざまなデッキで入る余地のあるスタジアムカードではあるので、一概にこれだ!っていうデッキはあまりないかもしれません。
ポケストップのように、能動的に自分が動きやすくなるスタジアムではなく、貼った後に、真価を発揮するカードなので、貼るタイミングが難しいカードでもあります。
盤面に出たポケモンによって貼るべきか否か決めましょう。最初のうちは、手札にあるタイミングで、即座に貼り替えることを推奨します。
慣れてきたら、タイミングをずらしてスタジアムを使えるようになるかもしれません。
ジャミングタワーと組み合わせると強いカード
ポケカ公式HPより引用
では、強いジャミングタワーの使い方の1例として、スボミーの派生系にもなるのですが、相手の手札への干渉系統のカード(ナンジャモやツツジ、アンフェアスタンプなど)+スボミーの相乗効果による使い方です。
相手の手札を減らしながら、スボミーのワザ・むずむずかふんにより、グッズロックをかけることで、ジャミングタワーがさらに活かしやすくなります。
相手の手札干渉&減少+グッズロック+ポケモンのどうぐの効果を封じるという3連コンボ。
もしもの時に、相手の行動制限が終盤の役に立つテクニックでもあるので、オススメです。
後攻であれば最初のターン・スボミーのお供に
ポケカ公式HPより引用
「また、スボミーか。」って思う方もいるかもしれませんが、安心してください。残念ながら、凶悪なことに後攻からむずむずかふん(グッズロック)+ジャミングタワー(ポケモンのどうぐの効果封じ)で、相手の動きを序盤から減速することができます。
これに刺さるデッキが、サーナイト・ミライドン・リザードン・ドラパルトなどなど、かなりの広範囲の環境デッキにブッ刺さります。(まぁ、後攻を取れればの話にはなりますが。)
なお、ジャミングタワーで封じることの出来る、ポケモンのどうぐに代表されるカードとして、森の封印石、わざマシン系統(エヴォリューション、デヴォリューションなど)、緊急ボード、勇気のおまもり、まけんきハチマキ、ブーストエナジー各種(未来、古代)と、どれも強力なラインナップとなっています。
ジャミングタワーのまとめ
ここまで、ジャミングタワーに関することについて具体例を交えて解説してきました。最後に、ポイントをまとめておきましょう。
- ジャミングタワーが場に出ていると、おたがいのポケモン全員についているポケモンのどうぐの効果が全てなくなる
- ポケモンのどうぐを採用していないデッキと相性がよく、相手の行動を妨害する系統のスタジアム
- 後攻の最初のターンであれば、スボミーにワザよるグッズロックとの相性は非常に良い
- 終盤でも、手札干渉とスボミーのグッズロックとのコンボで相手のやりたいことを可能な限り封じることが可能
この、ジャミングタワーを貼っておくことで、相手がポケモンのどうぐを活用して戦うデッキに対して強く出れるようになるのがこのカードの強みですので、覚えておきましょう。
この記事でもスボミーがよく出てきましたが、切っても切れない縁となりそうなので、今後もこのカードたちと向き合っていきましょう。