カード個別解説

ふうせん【ポケカ】の再録!環境に与える影響と汎用性について解説

今回は、レギュレーションC~E時代の対戦経験者であり、筆者である私にとって、当初の割といろんなことができると感じていたカード「ふうせん」について解説していきたいと思います。

あらゆるポケモンをバトル場から入れ替えやすくなるこのカードはある種再録されるのは、革命だと感じたので記事に残しておきます。

これを読めば、ふうせんというカードがいかに使いやすくて強いかわかっていただけると思います。

ふうせんの基本情報

ポケカ公式HPより引用

ふうせんは、トレーナーズという括りのポケモンのどうぐに分類されています。

このカードが付いているポケモンは、にげるためのエネルギーが2個分少なくなるというシンプルすぎるテキストです。

基本的に、カードゲームというのは、シンプルなテキストなほど、強力なカードが多いという法則があります。

その理由として、大抵のカードには、効果が発揮するための条件として、進化ポケモンやたねポケモンという制約がありますが、このカードにはそんな制約がありません。

ポケモンであればどんなカードにも適応されます。逃げるためのエネルギーが2個以内であれば、ノーコストでいつでもバトル場からベンチに逃げることが可能です。

ふうせんの歴史

ポケカ公式HPより引用

ふうせんは、かつてレギュレーションDで活躍していたポケモンのどうぐでした。レギュレーションGのカードが登場するまでは、グッズであり、かつポケモンのどうぐでもあったためより山札からサーチしやすいカードでした。

レギュレーションI(6月6日から)で再録ということで、GHが登場したタイミングでは使えませんでしたが、ここに来て強力なポケモンのどうぐとして、再び活躍することになりますね。

私事になりますが、こくばバドレックスVMAXを使っていた頃に、よくふうせんを活用して、バトル場からベンチに逃げて相手に上手いことサイドカードを取られないように立ち回っていたのが、懐かしくもあります。

レギュレーションDのカードだったということで、レギュレーションB~D、C~E、D~Fの間で使えていたことになります。

バトル場で特性を使えるポケモンにふうせんを

ポケカ公式HPより引用

ふうせんによって、強化されたポケモンの一角として、サーフゴーexデッキがあります。特に、ダメージを受けていたのであれば、バトル場で、特性のボーナスコインを一度使って、山札から2枚カードを引く。

その後、風船を付けてから、逃げエネが2→0個になるためフットワークが軽くなります。

逃げた後、もう1匹のサーフゴーexをバトル場に呼び出して、特性のボーナスコインを使えば、痛手を負っているサーフゴーをベンチに避難させながらトータル4枚のカードを引けるというとてつもない手札補充ができます。

このように今までは緊急ボードを付けても1個逃げるのにエネルギーを要求されたものが0になるのが非常に大きなポイントとなります。

わかりやすい例として、サーフゴーexを挙げましたが、ほかにも様々なコンボが広がると思うので、逃げエネ2個のポケモンがいたらいろいろな可能性が広がりますね。

緊急ボードや大きなふうせんとの差別化点

ポケカ公式HPより引用

ふうせんが再録されるまで、緊急ボードと大きなふうせんがありました。

緊急ボードが収録されて、逃げエネ1個の特性持ちポケモンの代表として、かつてロストデッキの軸となっていた、キュワワー(特性:はなえらび)やシャリタツ(特性:きゃくよせ)など。逃げエネ1個のシステムポケモンが活躍できていました。

それが、ふうせんによって、逃げエネ2個までのバトル場限定での特性持ちポケモンが活躍しやすくなりました。

それに対して、大きなふうせんは、2進化ポケモン限定で、にげるためのエネルギーがなくなるといったかなり限定的なポケモンにはなりますが強力な効果でした。

逃げエネルギーが非常に重い代表的なカードとして、マンムーexやキョジオーンexといったポケモンが該当しますね。

にげるのが楽になるが、にげられない効果には非対応

ポケカ公式HPより引用

いくら逃げるためのエネルギーがふうせんを付けることによって、0個になったとしても、逃げる行動自体を封じられると実は、身動きができないということがネックになります。

優秀なポケモンのどうぐ、ふうせんといっても、こういった盲点もあるため、状況によって、ポケモンいれかえなどの入れ替え札などを1~2枚ほど保険で入れておくといいかもしれません。

ポケモンいれかえを採用した瞬間、そういった類のデッキとは当たらなくなるのもよくある話ではありますが。笑

そこは、割り切るかケアするか個人の好みによって、変えるといいでしょう。

ふうせんのまとめ

ここまで解説してきたので、「ふうせん」というポケモンのどうぐがいかに使いやすいかというのがわかったと思います。

最後に、要点をまとめて終わりたいと思います。

ふうせんのまとめ
  • ふうせんは、ポケモンのどうぐに分類され、付けたポケモンは、逃げるためのエネルギーが2個少なくなる
  • にげるためのエネルギーを軽減させる効果も強力だが、バトル場でより強力に使える特性をもったポケモンと組み合わせるとなお強力
  • 注意点として、逃げること自体を相手のワザや特性で封じられた場合、当然ながら逃げエネ0になったとしても入れ替えることは不可能

既存のカードでもいろいろなコンボカードがありそうですが、今後の発売していくカードでどのような強力なコンボがでてくるか楽しみでもありますね。

以上、ふうせんについての解説でした!

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