ポケカの中で「ポケギア3.0」が、直近発売された拡張パック「ブラックボルト」にて、レギュレーションマークがIになって、再録されました。
レギュレーションGの終盤から再びポケカの世界に参戦した筆者にとっては、時々見かけるカードだなぁくらいの認識でした。
運要素もありますが、ランダムでサポートカードをサーチできる数少ないグッズカードです。
今回は、そんなポケギア3.0についてプレイングの例を交えて解説していきたいなと思います。
ポケギア3.0の基本情報

ポケカ公式HPより引用
実際にどんなカードなのか、見ていきましょう。トレーナーズのカードでグッズに分類されます。
効果が、自分の山札の上から7枚見て、その中からサポートのカードを1枚選んで、相手に見せて手札に加えます。残りのカードは山札に戻して、シャッフルするという効果となっています。
サポートが手札になくて、かつトラッシュにもまだサポートカードが少ない時など。あとは、山札が少なければ少ないほど、山札に埋もれているサポートカードをヒットさせやすいという特徴があります。
ポケギア3.0の使い方

ポケカ公式HPより引用
基本的には、自分の手札に使いたいサポートカードがない時に、使うためのカードなのですが、よりサポートカードをヒットさせやすいテクニックがあります。
それが、「可能な限りデッキ圧縮をしてからポケギア3.0を使う」です。例えば、手札にネストボールや大地の器といったデッキから特定のカードをサーチするカードがありますよね。
山札からベンチに出したり、手札に基本エネルギー2枚を持ってくることで、山札からサポート以外のカードを減らすことによって、上から7枚カードを見る中で、よりサポートカードを引きやすくなります。
さらに、これはナンジャモで、必要なカードがデッキ下に置かれてしまった場合に使えるテクニックなのですが、ポケギアに限らず、デッキからサーチする系統のカードで使えます。
ポケギア3.0の場合は、特定の欲しかったサポートカードを見つけた場合、そのまま手札に加えることができ、なおかつ、ナンジャモでデッキ下に置かれてしまったカードたちをシャッフルしてランダムの順番に仕切り直すことが可能となっています。
ポケギア3.0採用できる相性のいいデッキ


ポケカ公式HPより引用
ポケギア3.0は、そのカードを活かす!というよりも、むしろ毎ターン決まったサポートカードを使いたいというデッキに向いているカードになります。
例を挙げると、サポートカードである「オーリム博士の気迫」を毎ターン使いたいというタケルライコexデッキ。
もしくは、自身の最初のターンから「ゼイユ」や後攻最初のターンから使える「博士の研究」で、ガンガン山札を掘っていくために使っていくソウブレイズexデッキなどがあります。
他にも、エネルギーを加速させながら、非exカードである、トドロクツキをメインアタッカーにして終盤に高火力で逆転していく古代バレットなど。
ポケギア3.0は、他にも、色々な使い方ができるだけのポテンシャルがあるグッズカードなので、ぜひ調べてみてください。
ポケギア3.0に似た効果をもつシャリタツとの比較

ポケカ公式HPより引用
ポケギア3.0と似た、面白い特性をもったポケモンに、シャリタツがいます。
この特性:きゃくよせは、バトル場にいるのであれば、自分の番に1回使えます。ポケギア3.0とは違って、上から7枚ではなく、上から6枚見て、その中からサポートを1枚選んで、相手に見せて、手札に加える。そして、その後、山札に戻してシャッフルする。
いわゆる、ポケギアよりは効果自体はやや下位互換ですが、ポケモンなので、倒されない限り毎ターン使えるというメリットもあります。
このポケモンは、緊急ボードもしくは、ふうせんなどのポケモンのどうぐを持たせて、自分の番の最初にバトル場に置いて、特性のきゃくよせを使ってから、逃げてから準備が整ったポケモンに入れ替わるというムーブができます。
ポケギア3.0とどちらがいいかというとおそらく正解はなく、ポケギア3.0の方は使うとトラッシュに送れる(消耗品といった扱い)ので、デッキ圧縮はできます。
それに対してシャリタツは、倒されるとサイドカードが1枚取られてしまうリスクもあります。
なお、ネストボールで簡単にすぐベンチに呼べるので、緊急ボードもといふうせんがあれば、毎ターンサポートしてくれる心強いカードになってくれます。
ポケギア3.0のまとめ
ポケギアに関して様々な視点で解説してきました。最後に、要点をまとめて終わりたいと思います。
- ポケギア3.0は、グッズカードで山札の上から7枚見て、その中から1枚サポートカードを相手に見せてから手札に加え、その後シャッフルする
- 決まったサポートカードを毎ターン使える確率を増やしたいデッキによく採用される
- 似た効果をもったポケモンに、シャリタツがいる
- テクニックとして、ネストボールやボウルタウン、そして大地の器といったデッキ圧縮をしてから、ポケギア3.0を使うとよりサポートカードをヒットさせやすくなる
上から7枚という制約はあり、ヒットしないこともありますが、ポケカを盛り上げる1要素もあるカードなので、いいカードが再録されたなぁと感じております。
「これからもよろしくお願いします。」とポケギア3.0にご挨拶していきたいですね笑。以上、ポケギア3.0でした。