ポケモンのレギュレーションについて過去に解説した記事がありますが、準伝説と一般ポケモンの扱いの違いについては細かく触れたことがなかったと思います。そこで、今回は、準伝説ポケモンと一般ポケモンはどう扱いが違うのかを解説してみたいと思います。
これを見れば、普段何気なく使っているパーティのポケモンがどういう区分に分類されるのかわかるようになります。
一般と準伝説ポケモンの使用可能かどうかの扱い
この記事を上げている2023年の12月中旬現在では、レギュレーションEがランクマッチにて適応されております。レギュレーションの解説については、以下にリンクを貼っておくので、気になる方はチェックしてみてください。
基本的には、ポケモンのランクマッチというのは、剣盾からで言うと、そのシリーズで出てくる、400種類の準伝説や伝説ポケモンなどの特殊な分類を除いたポケモンから使える状態で始まります。
要するに、準伝説ポケモンは序盤のランクマッチでは使えないという認識ですね。
準伝説ポケモンに分類される基準
イベントやストーリーに関わりを持っているポケモンは、準伝説に分類されます。準伝説を見極めるポイントは、タマゴ未発見に分類されるかどうかでわかります。
なお、準伝説ポケモンには、性別が設定されている可能性もあるので、性別で準伝説かどうかの判断はしない方がいいかもしれません。(ランドロスは♂固定、オーガポンは♀固定といった具合。)
準伝説ポケモンには、孵化厳選という概念が存在しません。なので、イベントで出てくるポケモンを捕まえてからじゃないと性格な個体値を確認することができません。
A0厳選や、S0厳選が非常に大変というわけです。A0?S0?厳選ってなに?という方は、後日解説記事を書きますので、お楽しみに。
600族と準伝説ポケモンの違い
600族というのは、種族値の合計が600となるポケモンのことを指します。なお、準伝説ポケモンにも600族がいるのでは?という疑問につき当たります。
ややこしいことに、一般の600族と準伝説の600族というように、これまた扱いが変わってきます。
600族のポケモンは、一般ポケモンにも分類されるため、最初からレギュレーション準拠で使えます。一方、準伝説の600族は、あくまでも「準伝説」として括られているため、序盤のランクマッチでは解禁されずに使えません。
レギュレーションDにて一部準伝説ポケモンも解禁
SVでのポケモンHOME連携解禁を機に、一部準伝説ポケモンもランクマッチで使えるように解禁されました。
レギュレーションDにて追加された準伝説ポケモンは、第1世代からサンダー、ファイヤー、フリーザー。
第4世代からアグノム、ユクシー、エムリット、ヒードラン、クレセリア。
第5世代からは、トルネロス、ボルトロス、ランドロス。
第8世代からは、ウーラオス、ブリザポス、レイスポス、レジエレキ、レジドラゴ、【サンダー、ファイヤー、フリーザー】←括弧内の3匹はガラルの姿。
それ以外の準伝説ポケモンは、おそらくDLC第2弾にて解禁される可能性が高いです。
準伝説と一般ポケモンの違いまとめ
今回は、準伝説と一般ポケモンの違いについて解説してきました。最後に、要点をまとめて解説を終わりたいと思います。
- 一般ポケモンは、タマゴ孵化ができるが準伝説ポケモンはできない(今作から登場したパラドックスポケモンはまだ準伝説と分類されるかは不明)
- 準伝説ポケモンは序盤のランクマッチでは使えないケースが多い
- 600族は一般ポケモンだが、準伝説ポケモンの中にも600族は存在する
普段何気なく対戦させたり育成させているポケモンたちですが、意外と「準伝説だったのかこのポケモン!!」というポケモンももしかしたらいたかもしれませんね。