ポケモン対戦において、勝ち負けを競う真剣勝負できる場。それが、ランクマッチです。剣盾の名残りでランクマッチと呼ばれていますが、ランクバトルでも間違いではありません。略称でランクマという呼称の方が呼びやすいため、こうなっています。
今回は、そんなランクマッチに関することについて解説していきたいと思います。これを見れば、ランクマのルールについての基礎やどういうシステムで対戦が行われるのかわかるようになります。よかったら、最後までご一読ください。
剣盾までのルールとシリーズの歴史
前作の剣盾では、ルールと使用できるポケモン(シリーズ◯◯(←数字が入る)と呼びます)が2ヶ月(もしくは3ヶ月か7ヶ月)が変わっておりました。
ルールに関しては、剣盾初期の頃はお互いの持ち時間や全体の試合の時間が対戦バランスによって変更されておりました。
シーズンとは?
シーズンとは、ランクマにおいて、1ヶ月分の対戦環境を指します。例えばシーズン1での表記では、S1最終〇〇位というのが結果として残ります。
1ヶ月毎にカウントされていきその時の戦績が集計されていき、そのシーズン毎にマスターボール級だった人は、次のシーズンにて2つランクが降格されてスーパーボールのランク9という状態からスタートします。
剣盾では、次の作品であるSV発売までの間、ちょうど3年ほど期間があったため、シーズン1からシーズン36までありました。
シリーズとは?
剣盾において、シリーズとは、主に使用できるポケモンが変わっていくルールを総称してシリーズ◯と表記します。
剣盾では、シリーズ1〜14までのルールがありました。この使用ポケモンが変化するというのは、各々得意不得意なルールがあったことと思います。
持ち時間と試合時間
そして、試合総時間20分、お互いの持ち時間は7分という制約がバランスがいいということで今に至ります。回復技においては、PPが最大16だったものが、統一して8に調整されました。
TODという、時間切れまで粘って判定勝ちを狙うということをしづらくなったとはいえ、いまだに受けループという戦術は存在します。
ポケモンSVにおけるシーズンとレギュレーション
今作では、シリーズと呼ばれていたものが、シーズンの英語の略称の頭文字がSでややこしいということで、レギュレーション◯(←アルファベットが入る)という表記に変更されました。
SVにおけるシーズンとは?
シーズンについては、今までと変化なく、1ヶ月毎にシーズン1、2、3…と表記していきます。おそらく例年通りでいけば、SVもシーズン36くらいまであると予想されます。
SVにおけるレギュレーションとは?
剣盾での、シリーズに変わる呼び方としてレギュレーションEといったような呼び方に、レギュレーションDの時から変更されました。
レギュレーションA〜E(現時点でのルール)まで紹介していこうと思います。
レギュレーション一覧
レギュレーションA→準伝説・禁止伝説・パラドックスポケモンを除いたパルデア図鑑に載っているポケモンのみ
レギュレーションB→レギュレーションAで使えたポケモン+パラドックスポケモン解禁。
レギュレーションC→レギュレーションBで使えたポケモン+パルデアの準伝説ポケモン4体解禁(パオジアン、イーユイ、ディンルー、チオンジェン)。
レギュレーションD→レギュレーションCで使えたポケモン+ポケモンHOME連携によって使えるヒスイ地方のポケモン+一部準伝説ポケモン解禁。
レギュレーションD(+α)→9/13〜9/30までのレギュレーションDにおいてのみにおけるDLCが解禁された影響による2週間ちょっと限定の特殊ルール。オーガポンとイイネイヌ、マシマシラ、キチチギスの4体解禁。
レギュレーションE→レギュレーションDまでのポケモン+DLCのキタカミ図鑑に追加されたポケモンまで解禁。
ポケモンSVでのレギュレーションやルールまとめ
どんな対戦ゲームにおいても、しっかりとしたルールがあるというのは前提条件です。今回は、ポケモンSVにおいてのルールやレギュレーションについて解説していきました。最後にポイントをおさらいして終わります。
- ランクマは、1ヶ月毎に集計され、その1ヶ月分のことをシーズンと呼ぶ
- 1ヶ月終わって次のシーズンになると、戦績はリセットされて2ランク分落とされた地点からスタートする
- 使用できるポケモンの変化するルールは、レギュレーション(AやBなど)と表記される
今回は、そこまで深くない解説でしたが、使用できるポケモンやルールを把握しておくのは非常に重要な要素です。以上、比較的ランクマ初心者の方向けの記事でした。