カードルール解説

ポケカのトレーナーズカードのルール解説【スタジアム編】

今回は、ポケモンカードにおける、ルール解説編になっております。普段は、カード個別の解説だったり、環境デッキの簡単な解説をしていますが、ルール解説系統の記事となっております。

いつもとは一風変わって、スタジアムという大きな括りについて解説していきたいと思います。これを読めば、スタジアムに関する知識はバッチリです。

スタジアムカードとは

ポケカ公式HPより引用

スタジアムカードは、お互いの番に干渉する特殊な位置付けになるカードになります。お互いのターンに効果が一度使えたり、永続的に効果が発生するものなどがあります。ここで、上記のカードのフィールドのルール文を見てみましょう。

「スタジアムは、自分の番に1枚、バトル場の横に出すことができる。別のスタジアムが場に出たなら、このカードをトラッシュする。そして、同じ名前のスタジアムは場に出せない。」

わかりやすくスタジアムのルールを箇条書きでまとめると

  • スタジアムは、自分の番に一度、バトル場に出せる
  • 別のスタジアムが場に出たなら、このカードをトラッシュする(スタジアムを上書きするイメージ)
  • 同じ名前のスタジアムは場に出せない(自他問わず、同じスタジアムカードで上書きはできない)

こういった感じでしょうか。

場に出してから効果を使う系統のスタジアム

ポケカ公式HPより引用

この手のスタジアムのカードには、「おたがいのプレイヤーは、自分の番ごとに1回、〇〇できる。(〜してよい)」といった類のテキストが入っています。

このスタジアムに分類されるカードは、自分のデッキの回りを良くしたり、自分のポケモンになんらかの効果や影響を与えるものが多いです。

なおスタジアムであるが故のデメリットでもあるのですが、自分だけではなく次の相手の番にもに効果が使えてしまう側面があります。

自分の場を整えたりバトルを有利に進めることができる反面、相手にチャンスを与えてしまう可能性も秘めているため、戦う相手を見定めながらスタジアムカードを活用しましょう。

場に出した時から効果が永続的に続く系統のスタジアム

ポケカ公式HPより引用

場に出した瞬間からスタジアムが変わらない限り、永続的に効果が発生するスタジアムの種類になります。

スタジアムの中でも、こちらには干渉しないようなデッキを使いつつ、一方的に相手の妨害をする系統のカードが多いです。

これに当たる代表的なカードとして、Eレギュ時代の「頂への雪道」なんかが当たります。

一つ前のレギュレーション時は、このカードの影響で、リザードンexをはじめとした強特性を持ったポケモンが肩身の狭い思いをしていました。

場にあるだけでなんらかの効果が発生するスタジアム

ポケカ公式HPより引用

永続的に効果が発生するスタジアムと似ていますが、特定のタイミングの時に、特殊な処理をさせる系統のカードがこの「なんらかの効果が発生するスタジアム」に属します。

こちらの展開を有利にしつつ相手の妨害もついでにできてしまうカードが多いですね。

特に、ロストシティなんて、相手が倒されたらトラッシュではなくロストゾーンに置かれたり、自分のポケモンが倒されたら、ロストゾーンが潤うため、使う側がメリットになることしかありません。

極力素早くスタジアムを貼り替えたり、トラッシュ送りにしたいところですね。

相手のスタジアムを除去する方法

ポケカ公式HPより引用

案外難しいのが、場にある相手のスタジアムカードをトラッシュに送る方法です。方法があるにはあるのですが、ポケモンの特定のワザや、グッズである「ロストスイーパー」といった感じで少々限定的ではあります。

一番現実的な方法として、自分からスタジアムを上から貼り替えるといった方法になります。

ですが、スタジアムカードは、デッキに基本的に2〜4枚採用されていることが多いので、特にスタジアムカード2枚採用のデッキにとっては、地獄を見る羽目になる可能性もあります。

スタジアムカードのルールまとめ

スタジアムカードに関するルールや分類について解説してきましたが、ここでポイントをまとめておきましょう。

スタジアムのルールまとめ
  • スタジアムは、自分の番に1度だけ場に出せて、別のスタジアムがすでに合った場合、上書きすることができる、フィールドのような概念のカードである
  • 大きく分類すると、1ターンに1度使える効果、永続的に続く効果、特定のタイミングで発動する効果の3種類のタイプのスタジアムがある
  • スタジアムを除去する方法は、ポケモンの特定のワザや一部のグッズ等、また、スタジアムを自分から上書きして貼り替えることなどが挙げられる

スタジアムのルールに関しては、こんなところでしょうか。時には、自身のデッキに合わせて有利に試合展開を進めるスタジアムがあるので、2〜4枚は入れるよう心がけましょう。

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