ランクバトルにおいて、使える技の回数はできる限り多い方が長期戦になった時に有利ですよね。
今回は、ポケモンのわざすべてに設定されている技の回数の指標となる、PPについて解説していきます。これを読めば、ランクバトルの技に関する下準備はばっちりになります。
ポケモンにおいてPPとは何?
まず、PPとは何なのか?ということについて触れていきたいと思います。PPとは、パワーポイントの略称です。要するに、技の使える回数のことです。すべてのわざに設定されており、初期の数値は、1~40までの数値で設定されています。
序盤から使える威力の低いわざは、基本的には高めに設定されています。逆に、終盤にようやく覚える技、もしくは、強力な技は低めに設定されていることが多いです。
わざのPPが少ないものは増やしておこう
増やしたい基準をしている技として、特にPPの初期値が5のものがあります。例を挙げると、だいもんじやハイドロポンプ、じこさいせい、ふいうちあたりの強力な技です。
これらの技は、PPが5のままランクバトルに潜っていると、何度も使って打てなくなる状況が発生したりします。
基本的には、最大値の8まで増やしておくことを推奨します。
PPの増やすにはポイントアップを使おう
わざのPPを増やすにはどうしたらいいのかな?という疑問があると思います。それを解消するのが、ポイントアップというアイテムになります。
このポイントアップというアイテムは、マップ上で拾うか、ショップで購入するという方法がありますが、基本的にはショップで購入するのが一番楽です。
なお、ショップで販売されるための条件がありエンディングを見た後にいくつかの町にある「ラッキーズ」というショップで開放されます。販売価格は、10000円となっております。
※場所はテーブルシティのこのあたり。
連射コントローラーで金策することができれば難なく購入できますが、それ以外であれば、手動で学校最強大会を周回するしかないですね。
PPの初期値と増え方や最大値
PPは、PP1のものを除いて、最大3回増やすことができます。そして、それぞれの技のPPについては、増える数値に法則性があります。
PP5であれば、5,6,7,8といったように1ずつ増えます。PP10のものであれば、10,12,14,16と2ずつ増えます。基本的には、3回使っておくことが理想ですが、一応表にまとめておきます。参考までにどうぞ。
初期PP | 1回目 | 2回目 | 3回目(最大値) |
5 | 6 | 7 | 8 |
10 | 12 | 14 | 16 |
15 | 18 | 21 | 24 |
20 | 24 | 28 | 32 |
25 | 30 | 35 | 40 |
30 | 36 | 42 | 48 |
35 | 42 | 49 | 56 |
40 | 48 | 56 | 64 |
網羅して載せましたが、基本的には、PP25もあって、1試合で撃ちきる技は、ほぼ存在しないはずなので、PPを増やすのは、初期PP15までのもので充分でしょう。
ポイントアップとポイントマックス
PPを増やすアイテムには2種類あり、それがポイントアップとポイントマックスとなります。ですが、ポイントマックスはかなり貴重なアイテムなため、基本的にはポイントアップを3回使ってPPを最大値にするケースが多いです。
ポイントマックスは、文字通り初期PPを最大値まで一気に引き上げるアイテムです。ちまちま上げるのに面倒な場合は、このポイントマックスを使って時間や手間を短縮しましょう。
PPに干渉する特性
PPに干渉する特性で代表的なものでアーマーガアがもっている「プレッシャー」というものがあります。このプレッシャーの効果ですが、プレッシャーをもつポケモンに対して撃った攻撃技や変化技の消費PPを2にするという効果があります。
PP8の技を連続でプレッシャーをもつポケモンに撃つと4回までしか使えない計算になります。プレッシャーをもつポケモンを相手にすることもあるので、PPは極力最大まで増やしておきたいですね。
なお、誤解してほしくないこととして、じこさいせいやまもるといった自身を対象とした技の消費PPに関しては、消費PPは1のままなので、そこは安心です。
ポケモンSVにおいてのわざのPPまとめ
最後にポイントをまとめて終わりたいと思います。PPは、短期決戦がコンセプトのパーティではあまり意識しなくていいですが、増やしておいて損はないですね。
- PPとは、技の使える回数で、どのわざにも初期値が設定されている。
- PPは、ポイントアップやポイントマックスで増やせる。
- PP5のわざは、しっかり最大値の8まで増やしておくといい。
- ポイントアップを入手するには、ストーリークリア後のラッキーズというアイテムショップでの購入がおすすめ。
以上、ポケモンSVにおいて技のPPに関する講座をお送りしました。これを機に、まだPPを増やしていないという人は、増やしておくことがおすすめです。
いざというときに、PPが切れて技が使えないことは、勝敗に関わる場面もあるため忘れずPPを増やしておきましょう。