ポケモンカードにおいて、にげるという概念は時に勝敗を左右する要素となります。字面だけ見ると、あまりやりたくない行動ですが、対戦してる時において、非常に重要な行動の1つでもあります。
今回は、にげる行動について解説していきたいと思います。
にげるために必要な条件
ポケカ公式HPより引用
バトル場からにげるには、どうすればいいのか。カード右下のにげるの文字の隣に無色エネルギーの表記があると思います。ここで注目したいのが、そこに表記されている無色エネルギーの個数です。
例として、このカード「ニャオハ」ににげるために必要なエネルギーは、エネルギーは1つということがわかります。無色エネルギーで表記されていますが、無色エネルギーの表記は、共通して、ほかのエネルギーで代用可能です。
つまり、草エネルギー1個でも、水エネルギーでも特殊エネルギーでも、1個でもついていれば、なんでもいいわけですね。
にげるために設けられているルール
ポケカ公式HPより引用
表記されている数のエネルギーを消費してにげることが可能です。なお、にげる行動は、1ターンに1回しかできません。
でも、グッズカード、「ポケモンいれかえ」の分の控えポケモンと入れ替えるのとは、やっていることは同じですが、効果は重複せず別の概念なので、ポケモンいれかえを使った後ににげるということは可能となっております。
その点は、テツノブジンexの特性:タキオンビットとブーストエナジー未来を活かしたデッキと戦ったことがある人は、わかると思います。
にげるためのエネルギーが必要ないポケモン
ポケカ公式HPより引用
ポケモンカードの中には、にげるためのエネルギーが存在しないポケモンも存在します。今回は、ミュウexを例に挙げて解説します。右下のにげるの隣に表記されているはずの無色エネルギーが存在していないことが確認できます。
にげるの隣に何も表記が無い場合、エネルギーが付いていなくても何も消費せずにベンチににげることができます。
大抵のポケモンがにげるためのエネルギーが1個以上ある中で、HPがこれだけあってにげるためのエネルギーが0というのは、非常に優秀なカードです。
ポケモンが倒されたときは、バトル場に逃げるためのエネルギーが0のポケモンを置いておくと臨機応変に動くことが出来るため、覚えておくといいですね。
こんな時ににげるを活用しよう
以下のような状況であれば、にげることでより強い立ち回りが出来ます。
- 次攻撃されるとポケモンがきぜつ状態になってしまう場合
- バトル場でのポケモンが攻撃できない時にベンチのポケモンで攻撃できる準備が整っている時
- バトル場のポケモンではなくベンチのポケモンで攻撃すれば勝てる場面
- 居座ってターンが終わるとサイドカードを取られて負けてしまう場面
にげる概念のまとめ
にげるという概念について解説してきました。わかりやすいように解説してきましたが、最後にポイントをおさらいしておきましょう。
- にげるというのは、必要なエネルギーを消費して、今いるバトル場のポケモンをベンチに移動してベンチのポケモンと入れ替える行動
- にげることができるのは、1ターンに1度のみ
- ポケモンいれかえなどの入れ替え札とは、別概念なので使った後ににげるということも可能
時には、にげることが必要な場面がありますが、エネルギーを消費するほどの価値があるのか、考えておきましょう。
ここまで読んでいただき、ありがとうざいます。
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