メガシンカ環境になってから1週間程度経過しました。色々な新規カードやメガシンカexポケモンたちがあらゆる活躍を見せていますね。
サイド3枚取りされるのに見合うだけのカードパワーがあるのもまた事実。採用するには、もちろんいろんな考え方を張り巡らせなければいけませんが、真価を発揮した時、これまでとはまた違うテイストの対戦ができます。
今回は、メガシンカexのポケモンをサポートするカードの1枚、「ミツルの思いやり」について紹介と解説をしていきたいと思います。
ミツルの思いやりの基本データ

ポケカ公式HPより引用
では、早速ミツルの思いやりについて見ていきましょう。ミツルの思いやりは、サポートカードに分類されております。
カードの効果は、自分の「メガシンカex」ポケモン1匹のHPを、すべて回復します。その後、回復したポケモンについているエネルギーを、全て手札に戻します。
メガシンカexのポケモンのみ対象で、ダメージを受けたポケモンのHPを全回復して、耐久力を実質的に上げるカードとなっております。
ただ、代償として今まで付けていたメガシンカexポケモンのエネルギーを自分の手札にすべて回収してしまいます。
ミツルの思いやりの主な使い道

ポケカ公式HPより引用
ミツルの思いやりと主にコンボできる前提のポケモンとしてメガフシギバナexがいます。
このメガフシギバナexは、特性のソーラートランスがミツルの思いやりとマッチしており、一度大きなダメージを負ったこのポケモンから別のポケモンに、付いていた基本草エネルギーを移し変えてから、ミツルの思いやりを使います。
すると、ミツルの思いやりの代償であるエネルギーカードを手札に戻す効果がないと判定されて、HP全回復した後に、再び特性のソーラートランスで、元の基本草エネルギーが付いた状態に戻すことができます。
元々ある高耐久値であるメガフシギバナexのHP380をフルに活かすのであれば、デッキに1枚か2枚入れておきたいカードですね。
フトゥー博士のシナリオとの違い

ポケカ公式HPより引用
似たようなカードとして、フトゥー博士のシナリオがあります。HP回復とはやや概念が違いますが、こちらのカードは、ダメージを負ったポケモンを進化前のポケモンとともに手札に回収する効果があります(ついてるエネルギーやポケモンのどうぐはトラッシュへ)。
ミツルの思いやりの場合は、純粋なHP全回復でしたが、フトゥー博士のシナリオは、手札にポケモンを戻す効果があります。
いわゆる、負け筋を消したり、ポケモンの再展開、バトル場のポケモンに使った場合、半強制的に退避させることができます。
そういった面では、フトゥー博士のシナリオの方が応用が効きそうに聞こえますが、差別化点として、メガフシギバナexに関しては、特性込みでベンチにポケモンがいれば、盤面が変化させずにHPのみを全回復させるというメリットもあります。

ミツルの思いやりのまとめ
ミツルの思いやりに関係のありそうなカードの情報や使い道などを解説してきました。
最後に、要点をまとめて整理しておきます。
- ミツルの思いやりは、メガシンカexポケモンに対してだけ使えて、対象のポケモンのHPを全回復させるかわりに、付いているエネルギーをすべて手札に戻す
- メガフシギバナexとは、特性のソーラートランスによってエネルギーの移動が能動的に行えるため、非常に相性のいいカードである
- フトゥー博士のシナリオと形は多少違うが、やっていることは似ているが対象や盤面の変化が違うことに差別化点がある
デメリット面が大きいため、まだ使える場面が限定的であるため、今後開拓されていく可能性はありますが、今のところはメガフシギバナex専用のサポートの1枚程度の認識です。
上手い使い方があれば、今後の動きに期待したいところですね。