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ヒードランとの相性補完がいいポケモンと技やテラスタルを解説します!

ポケモンSVでのランクバトルにおいて、レギュレーションDで一定数環境に存在するヒードラン。皆さんはどう対策していますか?もしくは、活躍させているでしょうか。

今回は、そんなヒードランについて解説していきたいと思います。あらゆる面について書いていくのでこれを読めばある程度、「ヒードランはこんなポケモンなのか〜。」というのがわかると思います。ぜひ、最後までご一読くださいね。

ヒードランの基本データ

まずは、ヒードランのタイプ・特性・種族値を見ていきましょう。準伝説ポケモンで合計種族値600という高水準なポケモンなので、結構優秀なポケモンです。では、早速見ていきましょう。

ヒードランのタイプ

ヒードランは、ほのお・はがねという珍しいタイプ複合です。防御面のタイプで見ると、半減以下のタイプが脅威の10タイプあります。(特性が:もらいびの場合、11タイプになります)

そのうち5タイプは、なんと4分の1半減という、ポケモンの中でも最多クラスの4分の1耐性をもっているポケモンです。

攻撃面では、専用技・マグマストームが非常に強力で、命中75威力100の炎技でタイプ相性が悪くとも、当てさえすれば、相手の交換を出来なくさせて(※ゴーストタイプ以外)なおかつターンの終わりに定数ダメージを与えるのでダメージを稼ぐことができます。

不利対面になったとしてもまもるを挟めば、さらにマグマストームの定数ダメージを稼げます。

ヒードランの特性

ヒードランは通常特性のもらいびと、夢特性のほのおのからだの2つがあります。無効タイプを1つ増やすためにもらいびを採用しているトレーナーが多いですが、たまにほのおのからだを採用する人もいます。

もらいびは、ほのおタイプの攻撃を受けると、それ以降ほのおタイプの技の威力が1.5倍になるという特性です。

夢特性のほのおのからだは、直接攻撃(接触技)を受けた時に3割の確率であいてをやけど状態にさせる特性です。

どちらも強力な特性ですので、パーティバランスと相談して決めていきましょう。

ヒードランの種族値

HP 91
こうげき 90
ぼうぎょ 106
とくこう 130
とくぼう 106
すばやさ 77

合計種族値:600

ヒードランは準伝説ポケモンのうちの1匹で、第4世代(ダイヤモンド・パール)の時に登場しました。

第4世代からということで、歴史が長いポケモンで、全体の種族値もさることながら高く、鋼タイプは基本的には鈍足なポケモンが多いのですが、重たそうな見た目にしては、そこそこ素早いポケモンです。

HP-ぼうぎょ-とくぼうのバランスは、91−106−106と、非常に耐久数値は高く、弱点は分かりやすく4倍弱点地面、2倍弱点水格闘以外であればほぼなんでも1発は受け切れる耐久値をしています。

さらに今作は、テラスタルシステムが存在するため、4倍弱点である地面タイプを消して場に長く居座って1体以上は必ず持っていくという芸当も可能です。

ヒードランの弱点を補完できるポケモン

地面4倍水・格闘2倍弱点を持つヒードランに対して相性補完が取れるポケモンを何匹か紹介します。

ギャラドス

みず・ひこうタイプを持っているため、ヒードランの苦手な地面無効・格闘と水も半減という相棒にもってこいなポケモンです。特性:いかくも込みで、物理アタッカーに対しても強く出れます。

特に、ランドロスや水ウーラオスに対して強く出れるので、ゴツゴツメットを持たせるとアドバンテージを取れると思います。

クレセリア

クレセドランというワードが存在するくらい有名なコンビです。ヒードランが苦手な地面タイプはクレセリアの特性:ふゆうで無効化、みずに関しては、等倍で入ってしまうものの格闘に関してはエスパータイプなので半減で受けられます。

クレセリア側は、虫・悪・ゴーストが弱点ですが虫に関しては、ヒードランに交代すれば4分の1のダメージで済みます。なお、悪とゴーストは、ヒードランが等倍で受けるしかないですが。

ゴリランダー

弱点である地面を場に出た瞬間特性:グラスメイカーが発動して、じしんやじならしといった場を揺らす技だった場合、もともとのタイプ相性で2分の1にさらにフィールド補正で2分の1になり、4分の1で受けることが可能です。

そして、水タイプの技は半減で受けられますね。

格闘技は等倍で受けてしまいますが、そもそもゴリランダーは物理耐久が高いので、割と耐えてくれます。

ロトム

やはり、特性:ふゆうで地面タイプに強く、ヒードランの苦手な地面タイプへ弱点も突けます。ただ、格闘は等倍で受けてしまうためそこだけ注意が必要です。

HPとぼうぎょに努力値を振ってオボンのみを持たせ、おにびを覚えさせておくと物理アタッカーに強く出れるかもしれません。

ヒードランのよく見かける技リスト

ヒードランは中速で耐久値に恵まれている特殊アタッカーという位置付けですが、すばやさ77という絶妙なラインなので、時にはすばやさに努力値を振って以外なポケモンに対してこだわりスカーフを持たせたりして上から攻撃するのもありです。

その際に覚えておきたいのが、ヒードランの覚えられる技ですよね。ここでは、代表的な技からサブウエポンまで紹介したいと思います。

マグマストーム

威力100命中75の炎タイプの特殊技です。命中にこそ難ありですが、当たれば相手の交代を封じる(ゴーストタイプは交換可)バインド状態にさせて、4〜5ターンの間、相手のポケモンの最大HPの8分の1の定数ダメージを与える技です。

特に、ほのおタイプの技をもらいびで無効化した後に撃つと破壊力抜群です。ただ、命中75なので、使うタイミングには注意が必要です。

普通に裏に安定したタイプ一致のラスターカノン打っとけば勝ってたという場面もあるので、その辺りの兼ね合いが難しいところです。

ふんえん

命中100威力80の炎タイプの特殊技です。30%の確率で相手をやけど状態にすることができます。剣盾で猛威を振るっていた、ねっとうという技の炎版ですね。

あまり採用されているヒードランはいない印象ですが、個人的にはかなりいい技だと思ってます。なんといっても追加効果が非常に魅力的です。

ラスターカノン

命中100威力80の鋼タイプの特殊技です。10%の確率で相手のとくぼうランクを1段階下げる追加効果もあります。とくこうが130あるので、等倍以上で通ればかなりのダメージが見込めます。

だいちのちから

命中100威力90の地面タイプの特殊技です。こちらも、10%の確率で相手のとくぼうを下げる効果を持っています。ヒードランミラー対面では、どちらが素早くこのだいちのちからを撃つかが鍵となってきます。

でも、基本的には、テラスタルを切って地面4倍弱点を消すか交代をするとは思いますが。

パワージェム

威力80命中100の岩タイプの特殊技です。追加効果はないですが、通りの良い岩タイプの技なので、ウルガモス等の岩4倍弱点を持っているポケモンに有効な技です。

ちょうはつ

クレセリア対面でマグマストームで交換を封じてつきのひかり等の回復技を封じて、有利を取ることができます。

他にも、この技を使うことで受けポケモンの変化技のストッパーにもできます。

まもる

マグマストームや道具のたべのこしと非常に相性のいい技です。マグマストームのスリップダメージを稼ぎつつ、こちらはたべのこしの体力管理ができます。

その反面、これを読まれて積み技を打たれた場合、有利不利が逆転する可能性もあるので注意が必要です。

ヒードランのおすすめテラスタルタイプ

テラスタルというシステム上、時には、サイクルを回すには厳しい盤面もやってくると思います。そんな時におすすめしたいテラスタルタイプをご紹介します。

テラスタイプ:むし

むしタイプは一見あまり強くなさそうなイメージがありますが、特性:もらいびの恩恵で、案外受けとしてはバカにできない相性補完のとれたテラスタイプになります。

例えば、地面は4倍→半減、格闘は2倍→半減、水は2倍→等倍と言った感じで、案外悪くないテラスタイプです。代わりに飛行、岩タイプが弱点になるというデメリットも持ち合わせているので、テラスタルを切るタイミングは気をつけましょう。

テラスタイプ:くさ

このテラスタイプは、感覚としてはソウブレイズやグレンアルマに似ているかもしれません。どちらももらいびなので、使い所は、非常に似ています。

ちなみにこのテラスタイプは、水ウーラオスに強く出れます。さらにテラバーストを仕込んでいれば、水ウーラオスを返り討ちにできます。

代わりに弱点がかなりひっくり返って後続の相手するポケモンに対して不利を取る形になる可能性が高いのでこちらもタイミングには注意しましょう。

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テラスタイプ:みず

こちらも水ウーラオス対策だったり、テラバーストを仕込めば、ランドロスを返り討ちにすることが可能です。

弱点が電気・草のみになる反面、耐性の多いタイプというわけでもないのでその辺りは注意が必要です。こちらのテラスタイプを選ぶ時もパーティバランスと相談しましょう。

テラスタイプ:フェアリー

主に悪ウーラオスなどをはじめとする、悪タイプや格闘タイプのポケモンに強く出れます。タイプ相性を逆手に取って、ほのおのからだをあえて採用するのも面白いかもしれません。

わかっていると思いますが、後からヒードランが相手の控えにいたら完全に不利になるのでこちらもタイミングに気をつけましょう。

ヒードランについてまとめ

ここまでヒードランについて色々まとめてきました。最後に、ポイントをまとめておくので、おさらいしておきましょう。だいぶ、ヒードランの理解度が上がったと思います。

ヒードランについてまとめ
  • ヒードランは弱点3タイプ、耐性11タイプ(特性:もらいび)で非常にサイクル戦で真価を発揮する準伝説ポケモンで合計種族値は600
  • 専用技のマグマストームの追加効果・威力が非常に優秀
  • ヒードランと相性補完の取れたポケモンはギャラドス・クレセリア・ウォッシュロトム・ゴリランダーなど
  • テラスタイプは、ほのおが弱点のタイプを選ぶといい感じ

相手にすると対策しないと難しいポケモンですが、自分が使っても頼りになるポケモンですので、興味のある人はぜひ使ってみてください。では、今回はこの辺りで。

ヒードランを採用してみて勝率が上がったら幸いです。

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