あなたは、バチュルバレット呼ばれるデッキの戦い方がわかりますか?バチュルからスタートして、その後、バチュチャージで一気にエネルギーを加速し、自分のしたいようにエネルギーを供給する戦い方ができるデッキです。
今回はそんなバチュルバレットデッキについて回し方やバチュルの性能について詳しく解説していきたいと思います。
バチュルの基本データ
ポケカ公式HPより引用
バチュルは、雷タイプのたねポケモンで、HPは30と非常に脆いポケモンです。弱点は闘タイプで抵抗力はなし。逃げエネは1個です。
個人的には逃げエネ0だったらさらに強かった気がしますが、ワザを使うのに1エネ使うから実質そんなに変わらないかもしれないですね。
ワザ・バチュチャージが登場当初から話題になっていました。以下のような効果となります。
“自分の山札から「基本草エネルギー」と「基本雷エネルギー」をそれぞれ2枚まで選び、自分のポケモンに好きなようにつける。そして山札を切る。”
脅威のワザによる雷2・草2のトータル4エネ分の加速となります。付け方も自由なので、組み合わせは非常に多岐に渡るため、自身のプレイングの差がでるかもしれません。
後攻を取るのが基本の動き
先攻と後攻のどちらを取るか問題があると思いますが、基本的には後攻を取るのがいいでしょう。じゃんけんで勝って、いかに後攻を選べるかどうかが非常に重要になってきます。
後攻を相手に取られて先攻になった場合は、可能であれば、逃げエネ0もしくは逃げエネが軽いポケモンを並べておいた方がいいかもしれません。
後攻1ターン目で、攻撃してくるデッキも一定数存在するため、最初に何を置くかに正解はありませんが、できる限りバチュチャージを撃てる再現性の高いポケモンを置くことを心がけましょう。
後攻1ターン目でやることは、いかに戦わせたいポケモンを並べてワザ・バチュチャージでエネ供給できるかどうかです。
バチュルバレットで採用されるポケモン代表7選
ここでは、バチュルバレットでよく使われるポケモンを何枚かご紹介していきます。サポーターからアタッカーまで色々いますので、頭に入れておくと良いと思います。
テツノカイナex
ポケカ公式HPより引用
言わずと知れた下ワザ・ごっつあんプリファイでサイド2以上取ってくる問題児。多くは語りませんが、バチュチャージによる雷エネルギーに加え、エレキジェネレーターでエネ供給する型も存在します。
そんなテツノカイナexが、バチュルバレットでも猛威を奮います。
おすすめのバチュチャージのエネルギー加速配分は、雷1草2のトータル3エネか全乗せの4エネ。
バチュルが倒された場合、サイドが相手の方が少なくなるので、カウンターキャッチャーで相手のHPの低いポケモンを裏呼びして、倒しにいくのもあり。あとは、これがサポートカードのボスの指令でもできるので、相手によってはかなりごっつあんが刺さります。
ミライドンex
ポケカ公式HPより引用
場に出ている、もしくは最初のターンのネストボール1個で、一気に2匹雷タイプのたねポケモンを2枚まで展開できる優秀な特性:タンデムユニットを持つポケモンです。
これで、テツノカイナともう1匹何か雷タイプのポケモンを持って来れます。
雷タイプのもう1匹のポケモンは、後述していきます。
ピカチュウex(テラスタル)
ポケカ公式HPより引用
エネこそ重いですが、バチュチャージによるエネ加速で起動しやすく、グラビティマウンテン込みで、トパーズボルトを撃てば、環境にいるドラパルト、サーナイト、悪リザードン、マリィのオーロンゲたちをこぞってワンパンできます。
特性のがんばりハートもあるので、マシマシラやサマヨール・ヨノワールあたりが怖いですが、真正面から殴ってくるデッキに対しては、一度だけHP以上のダメージで攻撃されても耐えることができます。
ピカチュウexでガンガン攻撃していきたいのであれば、きらめく結晶とアカマツで再び攻撃するという芸当も可能です。
リーリエのピッピex
ポケカ公式HPより引用
バチュルバレットに組み込むことで、ドラゴンタイプや超弱点のポケモンを狩ることが出来ます。
なお、基本超エネルギーや、それをサーチする術が必要となるため(アカマツでこれも解決します。)、使う際は、やや一工夫必要です。
ゼロの大空洞が場に出ていて、大量展開している相手に対して、自分の場にピカチュウexがいて、ベンチをたくさん埋めていれば、結構なダメージが出ます。
テツノイサハex
ポケカ公式HPより引用
対悪リザードンに対して奇襲で攻撃できるポケモンです。
特性のラピッドバーニアが優秀で、手札からベンチに出した時に、自身をバトルポケモンと入れ替えることができ、自分の場のポケモンについているエネルギーを好きなだけ選んで、自身につけ替えることができます。
これにより、バトルポケモンが縛られていたり、逃げエネが重いポケモンも、実質テツノイサハexに入れ替えることができます。
悪リザードンに対して、弱点込みでワザ・プリズムエッジで360ダメージを叩き出すことができます。
ハイパーボールでサーチ後からの、ベンチに出して草エネ2個と何でも良いのでエネルギーを1個テツノイサハexにつければ、奇襲成功となります。
ガチグマ(アカツキ)ex
ポケカ公式HPより引用
バチュルバレットで入っていないデッキはないくらい採用されている対戦終盤に強いたねポケモンです。
持ち前の耐久と、相手がサイドカードを多く取っているほど、特性:ろうれんのわざによって、軽いエネで撃てるワザ・ブラッドムーンの240ダメージでトドメを刺すという構図です。
連発はできませんが、最後の一手としては、優秀なポケモンです。
デンチュラ
ポケカ公式HPより引用
バチュルは、実はサポートして終わりじゃないパターンも存在します。なんと、進化して自身もアタッカーになることができます。
仮想敵として、代表に上がるポケモンとして、やはり悪リザードンがいます。(マリィのおーロンゲも同様かな?)
草と雷エネルギーがついていれば、ワザ・ビリビリウェブと特性の効果によって、非exポケモンでありながら、180ダメージの草ポケモンなので、弱点のテツノイサハex同様、360ダメージでます。
「バチュルはバチュチャージをして終わりじゃないんです」という声が上がってきそうですね。
バチュルバレットの回し方
ポケカ公式HPより引用
バチュルバレットは、後攻1ターン目でバチュチャージをしてからがスタートといっても良いですね。
2ターン目は、いかにサイドを多く取れるかを意識して立ち回りたいですね。ボスの指令か、カウンターキャッチャーを使えれば、イキリンコexや水オーガポンexがいたら、サイド3枚取りのチャンスです。
ですが、基本的には、育ちきっていないたねポケモンや1進化ポケモンを狙ってごっつあんプリファイをしたいところです。
それ以降のターンは、練度が出ると思うので、いろんな組み合わせのデッキと戦って、要練習ですね。
バチュルバレットのまとめ
最後に、バチュルバレットについて、要点をまとめておきます。
- バチュルバレットは、後攻を取れるかどうかで勝てる確率が大きく変わっていくデッキ
- 様々なタイプのポケモンを状況に応じて、使い分けるので、練度も出るが使いこなすと可能性の塊のようなデッキ
- サイドレースで、いかに相手に対して有利なペースを保てるかが勝利への鍵
バチュルバレットは、さまざまな可能性を秘めているため、環境によって大きく変化していく立ち位置にいるデッキとなっています。
展開が遅いデッキに対しては、強いデッキとも言えるので、サイドカードをいかに効率的に取っていけるかが勝負の鍵ですね。
以上、バチュルバレットデッキについて解説してきました。
