環境で度々見かけるようになっているサーフゴーexデッキ。そして、その中に入るようになったexルールをもったポケモンにゲノセクトexが急遽登場しました。
今回は、なぜゲノセクトexの情報や、なぜサーフゴーexデッキに入るのかなどを解説していきたいと思います。
ゲノセクトexの基本データ

ポケカ公式HPより引用
ゲノセクトexは、鋼タイプのexルールをもったたねポケモンで、HPは220とexルールをもったポケモンとしてはそこそこの耐久をもったポケモンです。
弱点はサーフゴーと同じで弱点炎タイプ・抵抗力も草タイプ。
にげるために必要なエネルギーは2個とポケモンのどうぐふうせん適正はありますが、どちらかというと自らは戦いに行かず、特性で支えるくらいのシステムポケモンのため、基本はベンチで頑張ってもらう感じのポケモンです。
特性:メタルシグナル

ポケカ公式HPより引用
特性のメタルシグナルは、自分の番に1回使えます。自分の山札から鋼タイプの進化ポケモンを2枚まで選んで、相手に見せて、手札に加えます。その後、山札をシャッフルする。
確定で、1ターンに1度、鋼タイプの進化ポケモンを2匹までサーチすることができます。
ナンジャモやジャッジマンで手札干渉された時でも、このゲノセクトexさえいれば、いつでも鋼タイプであれば進化ポケモンを持って来れて非常に優秀です。
ワザ・プロテクトチャージ

ポケカ公式HPより引用
鋼2エネと無色1エネの3エネで打てるワザ・プロテクトチャージは、150ダメージで、次の相手の番、このポケモンが受けるワザのダメージは「−30」されるというものです。
ワザとしてはそれなりに強いですが、3エネ要求なので、基本的にあまり使うことはないでしょう。
なお、グッズのアイアンディフェンダーやスタジアムのフルメタルラボなどと併用してワザを使えば、かなり耐久力は上がるので、ガッチガチに耐久を高めたいデッキであれば、使えるワザかもしれません。
サーフゴーexとの相性の良さ

ポケカ公式HPより引用
ゲノセクトexが登場する前は、サーフゴーexを手札に確定で持ってくる方法として、ACE SPECのハイパーアロマか、手札を2枚トラッシュに送る必要があるハイパーボールくらいでした。
ハイパーアロマは、デッキに1枚、そして、ハイパーボールは手札が多くないと使いづらい。そんな性質をお互い持っていたため、決してサーフゴーexは簡単に山札からサーチすることは容易ではありませんでした。
ゲノセクトexは、特性さえ使える状況下であれば、いくらでもサーフゴーexのような進化ポケモンを2匹まで山札から確定で持って来れるので、非常に相性がいいことがわかります。
クレッフィやテツノイバラexなどの特性ロックに注意


ポケカ公式HPより引用
サーフゴーexデッキのゲノセクトexは、基本的に、テツノイバラexやクレッフィなどの前では、特性:ボーナスコインが封じられて、やや不利になってしまいます。
ただ、サポートカード「ペパー」が手元にあり、「エネルギー転送PRO」が山札に潜んでいれば、1匹は力押しで倒しにいくことができます。
それ以降は、ナンジャモやジャッジマンなどのカードで、手札干渉されると非常に動きにくくなります。
クレッフィの特性:いたずらロックによるこちらの特性の妨害は、サーナイトデッキでよく見かけるのですが、ボスの指令などを使って一旦バトル場から離れさせる手間も必要となることがあるかもしれません。
ゲノセクトexのまとめ
ゲノセクトexの特性や一緒に入っているサーフゴーex、また、苦手なカードの紹介などをしてきました。最後に、要点をまとめて終わります。
- ゲノセクトexは、特性のメタルシグナルによる、1ターンに1度、鋼タイプの進化ポケモンを2匹まで持って来れるのが優秀
- 特に、サーチがちょっと面倒だったコレクレーの進化先のサーフゴーを2匹まで呼び出すことができるので非常に強力
- テツノイバラexやクレッフィの特性ロック系統の特性に弱いので要注意
サーフゴーexデッキの頼もしい相棒ポケモンと言っても過言では無いかもしれません。なんなら、サブアタッカーであるハッサムも呼べるので、非常に相性はいいですね。
サーチする手間が省けたので、最近ではボスの指令も複数枚入れたサーフゴーexデッキが増えています。妨害さえされなければ、究極のサーフゴーexデッキが爆誕してしまったかもしれません。