トレーナーズカードのルール解説編の最後の記事となります。今回は、ポケモンのどうぐについて、詳しくルールを解説していきたいと思います。
ポケモンのどうぐについて、少し深く解説していくので、良かったら最後までご一読ください。
ポケモンのどうぐとは

ポケカ公式HPより引用
ポケモンのどうぐとは、いわゆる他のカードゲームで言うところの装備カードのような概念といってもいいでしょう。
そして、ポケモンのどうぐのルールですが、自分の番に何枚でも、自分のポケモンにつけられます。なお、ポケモン1匹につき1枚だけつけられて、つけたままにする。という効果となっております。
このポケモンのどうぐの注意点として、2つ以上ポケモンのどうぐをつけることはできないということが挙げられます。
当然と言えば当然なのですが、エネルギーがたくさん付いたり進化ポケモンだったりすると、カードが連なりすぎて稀にポケモンのどうぐを2つ付けていたという事実を忘れてしまうことがあります。
そうならないためにも、ポケモンのどうぐに分類されるカードは、目立たせておくよう、注意しましょう。
現在はグッズの括りではない

ポケカ公式HPより引用
レギュレーションFの時代のカードでは、グッズの中にポケモンのどうぐという説明書きがありました。(カードの下の方にも、グッズは自分の番に何枚でも使えるとあります。)
ですが、裁定が変更となり、ポケモンのどうぐは「ポケモンのどうぐ」カードとして独立するに至りました。
その名残りもあってか、ポケモンのどうぐ自体は、自分の番に何枚でも使える(貼れる?)というルールは共通になっています。
グッズであり、ポケモンのどうぐでもあるという両立したカードではないことを改めて覚えておきましょう。
ポケモンのどうぐ(ワザマシン系統)について

ポケカ公式HPより引用
ワザマシン系統のポケモンのどうぐは、ちょっと特殊なルールが存在します。それは、ポケモンについている状態のこのカードは、自分の番の終わりにトラッシュされるということです。
要するに、ワザマシンというのは、ポケモンのどうぐでありながらも、その自分の番のみにしか効力を発揮しないので、消耗品のような扱いとなっております。
ワザマシンのワザを使おうと、使わなくても自分の番の終わりにトラッシュされるため、ポケモンのどうぐが既についているポケモン以外であれば、どんなポケモンにもつけることができます。
ポケモンにつけたりして手札を減らしてから、ビーダルやミュウexのような、手札が減れば減るほど山札からたくさんカードを引ける特性を使って、引ける山札のカードを増やすといったテクニックも存在します。
しかも、自分の番終了時にトラッシュに送られるため、次の番以降に影響がなく、効率よくデッキを回すことができるので、今一度覚えておきましょう。
ポケモンのどうぐはトラッシュされるまで剥がせない

ポケカ公式HPより引用
ポケモンのどうぐは、基本的には剥がすことができません。なお、一部、ロストスイーパーのような、ポケモンのどうぐをロストゾーンに送るといった、擬似的に剥がすグッズカードなどは存在します。
ですが、基本的には、ポケモンのどうぐはそのつけられているポケモンがきぜつ・もしくは、トラッシュに送られない限り剥がされることはありません。
なので、ポケモンにどうぐをつける際は、今一度慎重に判断することをおすすめします。
ポケモンのどうぐをサーチするカード


ポケカ公式HPより引用
もしすぐに、ポケモンのどうぐを手札に加えたい時はどうしたらいいでしょうか。答えは、サポートカード「ペパー」や、スタジアムカードの「タウンデパート」などのカードを使うことですね。
どちらのカードも、ポケモンのどうぐを山札から加える効果があります。
これで、欲しかった特定のポケモンのどうぐを安定して山札から持ってくることができます。
なお、タウンデパートは、スタジアムカードのため、相手にも使われる可能性があるので、対戦するデッキに応じて使うかどうか判断しましょう。
ポケモンのどうぐのルールまとめ
ここまで、ポケモンのどうぐのルールや細かい分類などについて解説してきました。
最後に、重要なポイントをまとめて終わりたいと思います。
- ポケモンのどうぐは、自分の番に何枚でも使える(ポケモンにつけられる)が、ポケモン1匹につき、1枚までしかつけられない
- ポケモンのどうぐは、グッズの括りではなく「ポケモンのどうぐ」という分類に改訂された
- 基本的にはポケモンのどうぐは、ポケモンがきぜつ・もしくは、崩れたスタジアム等でトラッシュに送られるまで、剥がすことは不可能
以上が、トレーナーズの中でのポケモンのどうぐのルールや細かい制約のまとめでした。ポケモンのどうぐは、デッキの中でもそこまで入れる枚数は多くないジャンルのカードのため、あまり深くは触れる部分がありませんでした。
特に、レギュFのポケモンのどうぐとグッズの表記が今のルールと違いがあるので、その点だけ特に注意したいですね。