あなたは、いたずらごころと聞いて、どんなポケモンを思い浮かべますか?オーロンゲやエルフーン、ヤミラミ、クレッフィなど代表として挙げられると思います。
主に壁貼りや相手の妨害やサポートなどを得意とするポケモンが多いです。今回は、そんな特性いたずらごころについての効果や仕様、強みや弱点などを解説していきます。
特性:いたずらごころの効果
この特性:いたずらごころの効果ですが、変化技の優先度を+1して打てるという使い方次第で、非常に強力になりうる技となります。優先度+1と聞いてパッとこない人のために言い換えるすると、変化技を先制技として使えるということになります。
これだけで、この特性が非常に強いことがわかると思います。この特性を応用すると、例えばエルフーンでみがわり、まもる、やどりぎのタネで突破されずに相手を詰ませるという戦術などのおぞましい戦術が展開できたりします。恐ろしいですね。
壁貼りやすてゼリフなどのサポートが可能
いたずらごころの主な使い方の1つとして、リフレクターやひかりのかべを先制で貼って味方のサポートをすることがあります。オーロンゲを見た瞬間、壁を貼ってきてサポートしてくるのかな?と思う方は多いと思います。
なお、現在のオーロンゲは、先制ですてゼリフを撃ったといった後に、クッション役として、ママンボウに交代して、特性:さいせいりょくを活かしてでクイックターンで控えに戻ってママンボウのHPを回復していくという戦術も確立されています。
こういった具合に、今もいたずらごころを使った戦術は開拓され続けています。
いたずらごころの仕様・弱点
変化技を先制で使えるこの特性、いたずらごころですが現在では悪タイプのポケモンを対象とした変化技を無効化されてしまうという仕様に変更されています。
「いたずらごころ最強じゃん!すりかえでこうこうのしっぽを先制で押し付けよ!!」
・・・などと思っていると、悪タイプを持ち合わせているパオジアンやイーユイといった早くて、圧のあるポケモンに対して、失敗に終わり遅れをとるどころか、負けに直結するといった展開もあります。
相手のポケモンが悪タイプのポケモンだった場合、いたずらごころを活用するときは、相手を対象する技以外で味方のサポートなどを行うようにしましょう。
なお、当然ですが、変化技自体を封じ込まれるちょうはつにも弱いので、ふいのちょうはつには注意しましょう。
いたずらごころと変化技を利用して相手をロックする
戦術の1つであるヤミラミの利用してくる技、みがわり→かなしばり→アンコールといったコンボがあります。
相手が同じ技を2回連続で選択した場合にのみ有効となりますが、相手はこれで、交代しない限り、出せる技がなくなり、わるあがきを迫られることとなります。
特性と変化技だけを活用してユニークな戦術で、相手の嫌がる動きができるのも、このいたずら心の強みです。
ダブルバトルではおなじみの特性と変化技
ダブルバトルでは、特性:いたずらごころと、技・おいかぜによる、味方のサポートを非常に得意とするエルフーン。
シングルでも、おいかぜを活かせる場面はありますが、ダブルバトルと違って、試合中における恩恵やターンの制限時間もダブルよりも早い傾向があり、なかなか難しいです。
技・にほんばれによる特性:こだいかっせいを持った、ハバタクカミへの支援としてダブルバトルでは採用されることもあります。
他にも、相手の技の妨害として、先制アンコールといった相手にとっては、非常に厄介な行動もできます。
特性:いたずらごころのまとめ
いたずらごころには、いろいろな可能性が詰まっていることがわかったと思います。その反面、悪タイプのポケモンに対しては、妨害が通用しないため、しっかりバランス調整は施されています。
最後に、いたずらごころについてポイントを押さえておきますね。
- 特性:いたずらごころは、変化技の優先度を+1にして打てる効果がある
- 先制で壁を貼れるので、壁貼り要因としても強い(その反面読まれやすい面もある)
- いたずらごころは、悪タイプを対象とした変化技は、無効化される面やちょうはつなどが弱点
- 変化技を先制で撃てるので、戦術によっては相手を詰ませる動きもできる
非常に強力な特性ではありますが、前衛的な特性ではなく、サポートやテクニカルな動きができるものなので、決定打には欠ける部分も持ち合わせているので、使いこなすには、慣れや自身のプレイングに合うかどうかがかかっています。
戦術の1つとして、今一度自身のパーティと相談してみてはいかがでしょうか?