拡張パック「インフェルノX」にて、登場したexルールを持ったポケモン、オドリドリex。炎タイプポケモンのエネルギー供給役として、非常に強力なポテンシャルを秘めているポケモンです。
今回は、そんなオドリドリexについて、使い方やシナジーのあるカードなどについて紹介していきたいと思います。
オドリドリexの基本データ
ポケカ公式HPより引用
それでは、早速オドリドリexについて見ていきましょう。オドリドリexは、炎タイプのたねポケモンで、HPは190で、exルールを持ったポケモンとなっております。
弱点は水タイプ、抵抗力はなし。逃げるためのエネルギーは1個です。
特性は、次の見出しにて、後述します。ワザは、基本的に使わないと思いますが、ほのおのつばさという炎2・無色1の3エネで使える110ダメージ出ます。
特性:エキサイトターボ
ポケカ公式HPより引用
オドリドリexといえば、やはりこの特性:エキサイトターボでしょう。どのような効果かテキストを見ていきましょう。
“自分の場に炎タイプの「メガシンカex」がいるなら、自分の番に何回でも使える。自分の手札から「基本炎エネルギー」を1枚選び、ベンチの炎ポケモンにつける。”
メガシンカポケモンを場に並べる必要性がありますが、ベンチのポケモンへ手札に基本炎エネルギーがある限り、無尽蔵に炎タイプのポケモンに付けることができます。
メガシンカポケモンの一例
ポケカ公式HPより引用
炎タイプのメガシンカexのポケモンとして、代表としてメガリザードンXがいます。ちなみにアタッカーとして、メガリザードンXで、90×(自分の場のポケモンについている炎エネルギーをトラッシュした数分)の実質青天井火力を出すことができます。
ただ、注意点として、メガリザードンXに炎エネルギー2個相当のエネルギーを事前につけておく必要性があります。
バトル場のポケモンに、エキサイトターボで基本炎エネルギーをつけることはできないため、そこは気をつけておきましょう。
エネルギー供給源としてのサポート「ひふきやろう」
ポケカ公式HPより引用
これは、手札が非常に偏りが出て、過剰になりますが山札から「基本炎エネルギー」を7枚まで選んで、手札に加えることができるサポート「ひふきやろう」という強力なカードがあります。
これを使うことで、ベンチの炎ポケモンに大量に炎エネルギーを付与することができます。
やっていることは強いのですが、課題が色々とあるのが難点でもあるカードとなっております。
まず、サポートを安定して持ってくるカードが現環境ではほとんど存在しないこと。後攻を取って、おたすけベルというグッズを使えば持ってこれますが、レギュF時代にあった、ネオラントexといったサポートを確実にサーチするカードがない点も難しいところです。
基本炎エネルギーをいかに上手く手札に加えるかがオドリドリexを使う際で、重要な要素となります。
今後出てくるカードに期待しよう
ポケカ公式HPより引用
今のところでは、メガリザードンXに、もう1匹ヒトカゲから悪リザードンなどの育成でエネ加速した後、インフェルノXを撃って、基本炎エネルギーをたくさんトラッシュして攻撃したとします。
その後、スーパーエネルギー回収などを使い、トラッシュから再び手札に来た基本炎エネルギーをオドリドリexの特性でベンチのポケモンに付けたりして、再びワザを打ち込むという手法が主流になっている気がします。
リザードンに関しては、今後、メガリザードンYもスタートデッキ100に収録される予定なので、新たな形としてリザードンデッキが使えそうです。
オドリドリexのまとめ
ここまで、オドリドリexについて解説してきました。炎タイプのメガシンカポケモンとセットと使うデッキに必須級のポケモンなので、押さえておきたいところです。
最後に、オドリドリexについて要点をまとめておきます。
- オドリドリexの特性は、条件として場にメガシンカポケモンがいれば、ベンチの炎ポケモンに手札から基本炎エネルギーを自分の番に何回でも付けられるエネルギー供給が可能
- バトル場のポケモンには、特性の対象外となるため、使う際は要注意
- 基本炎エネルギーをもってくるのにうってつけとなるカードがサポートカード「ひふきやろう」で、なんと7枚まで手札に加えることができる
- メガリザードンXのワザ・インフェルノXとスーパーエネルギー回収などと相性がいい
メガシンカ環境はこの記事執筆時点では、まだまだ始まったばかりなので、今後の環境の変化で、化けるポテンシャルもあるオドリドリex。
まだまだ強くなる可能性を秘めたカードなので、個人的に注目しておきたい1枚です。
以上、オドリドリexについての紹介でした。
