拡張パック「ホワイトフレア」にて、新たに追加されたポケモン、プルリル。結果として、サーナイトデッキ強化という状況となりました。
今回は、そんなプルリルや関連のあるカードについて解説していきたいと思います。
プルリルの基本データ
ポケカ公式HPより引用
プルリルは、超タイプのポケモンでHPは80。弱点は悪タイプで、抵抗力は、闘タイプ。逃げるために必要なエネルギーは3個とやや重たいポケモンとなっております。
なかよしポフィンの対象外である、HP80ではありますが、逆に言えば、ソルロックのコスモビームやスピンロトムのとつげきランディングでは、倒せないため、その点で優秀だということになります。
ワザ・うみのかげ
ポケカ公式HPより引用
上記のカードが意味深ですね。
ワザは、うみのかげの1つだけですが非常に強力な効果があるものとなっております。
超エネ1個で撃てるワザで、効果はあの悪名高いスボミーと同じ効果で、“次の相手の番、相手は手札からグッズを出して使えない。”というものです。
いわゆるグッズロックです。スボミーとは違ってエネを付ける必要性はありますが、これが弱いわけがなく、スボミーとの違いはエネと20ダメージですね。
次のターン、グッズを使わずに、プルリルを倒しにいくというのが、デッキによっては困難な場合もあります。
グッズロック下で欲しいカードが来た時には、ナンジャモで流されたりと、とにかく非常に凶悪なワザとなっています。
下手すると進化先のブルンゲルexよりも厄介?
ポケカ公式HPより引用
では、進化後のブルンゲルはどうなのかというと、ブルンゲルもまた、強力な特性を持っており、バトル場にいる時限定になりますが、相手は手札から、グッズを出して使えず、ポケモンのどうぐも出して使えないという厄介な効果をもっています。
ただ、プルリルとは違い、ボスの指令などを使うことで特性の効果の発動を阻止することができます。
プルリルの方が、次の相手の番効果が永続的に続くのに対して、ブルンゲルは、特性によるロックの解除方法がある点においてある種優秀かもしれません。
逃げエネが3個ある弱点は、ラティアスexなどで補えばいいですし、ふうせんをつければ逃げエネ1個でサーナイトデッキだった場合、逃げてトラッシュに超エネを貯めることができるため、後の特性:サイコエンブレイスが活用できます。
ただ、ふうせんは基本的に入りにくいデッキなので、ラティアスexで十分かもしれません。
プルリルの盤面を揃えるための時間稼ぎとしての適性
ポケカ公式HPより引用
サーナイトデッキは、準備にこそ時間がかかりますが、盤面さえ整えば、超エネルギー供給問題が解消される非常に強力なデッキです。
この時間稼ぎにおいて、プルリルは非常に強力なポテンシャルを秘めています。
スボミーと違い、HPが80もあるため、準備段階でこのプルリルを1撃で倒すのには一苦労です。
何ターンかかけて倒しても、必要なカードは、ナンジャモなどで流されますし、下手なダメージだとマシマシラの特性:アドレナブレインで返されてしまいます。
プルリルのまとめ
今回は、サーナイトデッキの取り巻きのカードの1枚である、プルリルに焦点を当てて解説してきました。
最後に、要点をまとめておくのでお役立てください。
- プルリルは、超エネ1個で使えるグッズロックを仕掛けるワザ・うみのかげが非常に強力
- スボミーとの差別化点は、ダメージ20とHP80という耐久力と逃げエネが重い点
- 進化先のブルンゲルも特性自体は強力だが、バトル場にいる間という条件がある
- 序盤に出せれば相手の行動を封じることができて、盤面を整える時間稼ぎができる
サーナイトexもレギュGのカードなので、執筆している現在時点では、あと2ヶ月程度でレギュ落ちしてしまいますが、形を変えてメガサーナイトデッキとして君臨する可能性はあります。
そうなれば、プルリルもデッキに入る可能性があるので、チェックしておきたい1枚になりますね。
以上、プルリルについてでした。
