オーガポン、サーフゴーデッキに対して強い動きができるようになったカードがあります。それが今回ご紹介するカード、ファイヤーです。
ファイヤーは、拡張パック「インフェルノX」で初登場したカードですね。
どのように強い動きができるのかを詳しく解説していくので、ぜひご一読ください。
ファイヤーの基本データ
ポケカ公式HPより引用
ファイヤーは炎タイプのポケモンで、HPは120。弱点は水で、抵抗力はなし。逃げエネも1個とそこそこ身軽です。
ワザ・とうしのつばさは、炎1エネで撃つことができます。素のダメージが20ですが、相手のバトルポケモンが「ポケモンex」なら、90ダメージ追加という特徴があります。
ポケモンex相手には、炎1エネで110出るという、破格のコスパを持っている反面、非exポケモンに対しては、20ダメージしか出ないというちょっと尖った性能をしているワザとなっています。
ですが、基本的には、exポケモンを狙っていくことになるので、あまり関係ないかもしれません。
ワザ・とうしのつばさの強み

ポケカ公式HPより引用
とうしのつばさは、一見するとexポケモンに110ダメージ与えるワザですが、ライコポンデッキに入っているオーガポン(みどりのめん)ex、サーフゴーデッキに入っているゲノセクトexに対して、弱点込みで一撃で倒すことができます。
しかもこちらは、非exポケモンのため、倒されても取られるサイドカードは1枚となるため、一回倒してしまうだけで、非常に痛手になってしまいます。
特に、ライコポンデッキに関しては、相手視点だと複数枚、緑オーガポンを並べることが起こりうるため、ファイヤーを無視しているとボスの指令やカウンターキャッチャーなどで、再び倒される危険性があります。
ブレイブバングルなどでサーフゴー自体も倒せる
ポケカ公式HPより引用
素の状態であれば、本来サーフゴーexへのダメージは、弱点込みで220ダメージとなりファイヤーのワザ・とうしのつばさでは倒せません。
ですが、ポケモンのどうぐである、ブレイブバングルをファイヤーにつけることができれば、(110+30)×2で、合計280ダメージ出せる計算になるため、サーフゴーexも倒すことができるようになります。
他にも、からておうの稽古や、スグリ、マキシマムベルトなどのカードを使うことで、サーフゴーexを倒すことができます。
ただ、これができるのも、スタンダードレギュレーションで言うと、レギュGが使える間となりますが。
おそらく、レギュGが落ちると、ライコポンデッキは大きく数を減らして、サーフゴー自体はレギュGのカードですので、環境にマッチしたメタカードと言えるかもしれません。
今後は非exポケモンでサイドを多く取られない動きを
ファイヤーの今後の役割としては、サブアタッカーとして、少ないエネで高火力を出すという感じだと思います。
環境デッキに、炎弱点のポケモンがいた場合、うまくダメージ調整して一撃で倒すといった動きが理想的ではありますが、どうなるかはまだ予測がつきません。
新カードでファイヤーが強く動けるか、はたまた、メガシンカルールを持ったポケモンだらけで、思ったほど活躍しないか。
今後の環境の変化に対して、色々チェックしていきたいところですね。
ファイヤーのまとめ
今回は、インフェルノXで登場したカード・ファイヤーについて解説してきました。サブアタッカーとしては優秀な性能をもっているため、今後も注目していきたいカードです。
最後に、要点を整理してまとめておきたいと思います。
- ファイヤーは、炎タイプを生かしてワザ・とうしのつばさで弱点込みなら環境の一部のポケモンを一撃で倒せる、サブアタッカーになれる
- サーフゴーex相手であれば、ブレイブバングルなどの火力アップカードを使えば、一撃で倒すことも可能
- 炎1エネで素の状態でも、相手がexポケモンであれば、110ダメージ出せるというコスパの良さがある
この記事を執筆している現在。レギュレーション変更まで、残り2ヶ月程度ですが、この環境下では、重要なポジションにもいる可能性は高いので、基本炎エネルギー採用の場合、ピン刺しで入れておくのもアリなカードです。
以上、ファイヤーについての解説でした。
