メガブレイブ・メガシンフォニア環境にて、BIG6という環境デッキが日の目を浴びています。今回は、そのBIG6の次に挑戦状を渡すかの如く、注目度が上がってきているデッキ、メガルカリオデッキについて紹介・解説していきたいと思います。
構築のかなめ・メガルカリオexについて

ポケカ公式HPより引用
メガルカリオデッキの名前通り、このデッキの要となるカード・メガルカリオexです。特性をもたないポケモンなのですが、どちらのワザも役割がはっきりしていてシンプルながらも非常に奥が深いです。
上のワザ・はどうづきから見ていきましょう。はどうづきは、相手に130のダメージを与えながら、自分のトラッシュから基本闘エネルギーを3枚まで選んで、ベンチのポケモンに好きなように付けるというエネルギー加速面で、非常に強力な効果をもっているワザです。
下のワザであるメガブレイブは、闘エネルギー2つで使える270ダメージ与える非常に火力の高いワザとなっております。
非常に火力が高いワザですが、次の自分の番に「メガブレイブ」が使えないというデメリットもあるので、最後の1押しとして非常に強力なワザとなっています。
サブアタッカー1・ソルロック

ポケカ公式HPより引用
このデッキの序盤のアタッカーとなりうるポテンシャルを秘めているのが、このソルロックです。
ワザのコスモビームが優秀で、70ダメージ出るため、なかよしポフィンでサーチできる圏内のポケモンを一撃で倒すことが可能です。
環境デッキで言うと、闘抵抗であるサーフゴーの進化前のポケモン・コレクレーなども、コスモビームの効果によって、抵抗力を無視できるため、一撃で倒すことができます。
サブアタッカー2・ハリテヤマ

ポケカ公式HPより引用
こちらのハリテヤマは、優秀な特性:どすこいキャッチャーをもっています。
手札から、進化させたときに一度だけ使える特性で、相手のベンチポケモンを1匹選んで、バトルポケモンと入れ替えるという、実質ボスの指令と同じ効果を進化させるだけで、手軽に使えてしまいます。
ワザ・ワイルドプレスは、基本闘エネルギーが3つとやや重いですが、メガルカリオのはどうづきによるエネルギー加速や、リバーサルエネルギーを活用することで、使えます。
210ダメージ出るので、非exポケモンとしては、結構火力の高いワザとなっております。ただし、自分にも70ダメージの自傷ダメージを受けてしまうため、注意も必要です。
ルナトーンで山札をガンガン回す

ポケカ公式HPより引用
基本的には、闘タイプで固めるデッキなので、もちろんルナトーンとも相性がいいです。グッズカードである、ファイトゴングもあるので、非常に呼び出しやすいカードとなっています。
さらに、ルカリオのはどうづきによるトラッシュからの基本闘エネルギー加速とも非常に相性がいいです。
個人的におすすめしたいのが、スタジアムのボウルタウン採用です。これによって、安定してソルロックとルナトーンを場に並べやすくなるため、安定感が上がります。
パワープロテインで火力増強

ポケカ公式HPより引用
拡張パックの「メガブレイブ」で、闘タイプ回りのカードが充実してきました。それが、このファイトゴング・パワープロテインの2枚の登場です。
パワープロテインは、ちょっと特殊な位置付けのカードで、基本的には、自分の闘タイプポケモンのこのターンに、相手のバトルポケモンへのダメージが「+30」されると言う効果なのですが、なんとこのカード、重ねがけが可能となっております。
ただ、このカードは使うタイミングがやや難しいため、使える時に使っておくことが重要となるかもしれません。
あまり温存しすぎると、結局試合の最後まで余りがちになるため、相手のポケモンの体力とこちらの今後使えるワザのダメージを計算しながら使うと良いと思います。
フトゥー博士のシナリオとも相性抜群

ポケカ公式HPより引用
このデッキは、フトゥー博士のシナリオを様々な使い方ができるようになっております。
例をいくつか挙げると、純粋に、手負いのメガルカリオexを倒される前にフトゥー博士のシナリオを使って回収して、サイドを取られるのをケアする。
ハリテヤマをフトゥー博士のシナリオを使って回収後、すでに場にいるマクノシタの上に乗せて進化。
などといったコンボが可能となっております。
他にも、アタッカーではないルナトーンがにげられなくされるワザで場に縛られた時などにも、このフトゥー博士のシナリオで回収して動けるようになったりもします。
エーススペックはマキシマムベルトがおすすめ

ポケカ公式HPより引用
最後にご紹介するのは、エーススペックである、ポケモンのどうぐ・マキシマムベルトです。
このカードによって、対exポケモンへのメガルカリオやハリテヤマの火力を底上げすることができます。
このカードとパワープロテインを駆使することで、(270+50+30なので)350まで火力を上げることが可能なため、メガルカリオのメガブレイブのワンパン圏内に入れることも可能です。
いざという時に非常に強く働くポケモンのどうぐとなっているので、あと1押しと言う時に使うと非常に便利なカードです。
メガルカリオデッキまとめ
ここまで、メガルカリオのデッキ紹介や解説を具体例を交えてしてきました。
最後に重要なポイントをまとめておきます。
- メガルカリオデッキは、ルナトーンの特性:ルナサイクルや、はどうづきによるエネ加速を駆使しながら、戦っていくデッキ
- 進化前のポケモンを狩りやすいソルロック、特性による実質ボスの指令の効果を一度だけ使えるハリテヤマと、重要なポイントを押さえた優秀なアタッカーが揃っている
- パワープロテインやマキシマムベルトといった、火力増強に長けているデッキでもある
- フトゥー博士のシナリオとも相性の良いデッキである
シンプルながら、柔軟な立ち回りができるのが魅力的なパーツが揃っているデッキなので、ぜひ参考にして作って見てください。
ちなみに、「メガルカリオデッキ 優勝」で検索をかけるといろんなデッキが出てくるサイトがあるので、ぜひ参考にしてみてください。